活動レポート

活動レポート

高知県宿泊研修4 四万十川火振り漁見学

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年08月04日

実施場所:

高知県高岡郡四万十町 四万十川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

四万十川中流調査でお世話になった四万十川財団の中平さんに四万十川伝統漁の火振り漁見学でもとてもお世話になりました。火振り漁は漁師さんたちが漁をする日を決めていて、いつ漁をするのかわからないのに、中平さんが漁師さんに連絡してくださって、今日この辺で火振り漁があると教えてくださって、日が暮れてから僕たちを火振り漁に連れて行ってくださいました。

参加者のようす

中平さんの案内で四万十川沿いの道路から火振り漁を見学しました。暗闇の中に四万十川でゆっくり船を動かして刺し網を設置する漁師さんたちの漁船が見えました。しばらくすると強いライトを灯した漁船が長い棒で水面をたたきながら鮎を追い込む様子も見られました。そのあと中平さんに四万十川の河原に連れて来ていただくと漁船がとても近くに感じて、漁船に乗った漁師さん同士の楽しそうな会話も聞こえて、刺し網を引き上げると大きな鮎がたくさん掛かっているのも暗い中で確認できました。

感想・気づいたこと・考えたこと

漁が終わると漁師さんたちが対岸から近くに来てくださって、間近で刺し網に掛かった鮎を素早く外すプロの技を見せてくださり、疑問に思った事を聞くと丁寧に説明してくださって嬉しかったです。漁師さんたちは説明してくださる時も手を休める事なく刺し網に掛かった鮎を外しながら対応してくださる姿がかっこよくて、火振り漁師になりたいと思いました。漁船のライトにカゲロウの成虫がたくさん集まってきていました。漁師さんは夕方降った雨で水量や流されてきた樹木の葉が多くなっていると言っていて、僕たちから見ると鮎がたくさん獲れているように見えましたが、漁師さんは「あまり獲れていない」と言っていました。小中学生メンバーたちも真剣に疑問に思った事を漁師さんたちに聞いていました。中平さんが漁師さんたちに連絡をとってくださって、鮎の香りがするとても近いところで見せていただいて、みんな嬉しかったです。

その他

報告担当:NR(高1サポーター)

エコまる
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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