玉一アクアリウム (兵庫県)
新荘川で調査をした後、四万十川沿いの道の駅で四万十川財団の中平さんと合流しました。中平さんの先導で四万十川中流の野々川合流点付近に向かって車で山道を走っていると雨が降ってきて、更に大雨で土砂降りになって、みんな「調査できないのかな?」と思いながら現場に着いたら、雨は小降りになっていたけど雷が鳴っていて、なかなか調査できない状況で、安全のため調査は無理という判断でした。メンバーたちは「ここまで来て調査できないなんて」とあきらめきれない様子で、雨雲レーダーで今とこれからの雨雲の動きを見て、「この辺なら」と雨も雷もなく調査できる場所を探してくれて、中平さんは地元なので、その場所の川に降りやすくて調査しやすい所に案内してくれて、四万十川中流で調査することができて、みんな大喜びでした。中平さん、ありがとうございました。
中平さんも一緒に参加してくれて、四万十川中流で調査をしました。新荘川と同じように最初に水生昆虫を探しました。1時間で、カワムツの幼魚~成魚約20匹、ドンコの幼魚7匹、タカハヤの未成魚4匹、アカザの幼魚1匹、ヨシノボリ属の未成魚1匹、ドジョウの未成魚1匹、サワガニの未成体~成体3匹、ヘビトンボの幼虫2匹、シマアメンボの成虫1匹、ヒラタドロムシの幼虫約10匹、ガガンボ属の幼虫1匹、フタツメカワゲラ属の幼虫約10匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫約20匹、オオシマトビケラの幼虫約10匹、キイロカワカゲロウの幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約20匹、トビイロカゲロウ属の幼虫6匹が捕れました。
明石川中流よりも四万十川中流の方が、川自体が大きくて水もきれいでした。近くで大雨が降っていたので支流の小さな川は濁っていましたが、本流の四万十川は増水も濁りもなく、雨が降ったらすぐに増水する明石川とは違いました。IKくんがアカザの幼魚を捕っていて、アカザのこんなに小さな幼魚は初めて見てかわいかったです。カワムツやオイカワの群れがいたけどぜんぜん捕れなくて、岩の下をガサガサしたらカワムツの成魚が捕れて、とてもうれしかったです。
報告担当:SU(中2)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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