活動レポート

活動レポート

高知県宿泊研修3 四万十川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年08月04日

実施場所:

高知県高岡郡四万十町 四万十川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

新荘川で調査をした後、四万十川沿いの道の駅で四万十川財団の中平さんと合流しました。中平さんの先導で四万十川中流の野々川合流点付近に向かって車で山道を走っていると雨が降ってきて、更に大雨で土砂降りになって、みんな「調査できないのかな?」と思いながら現場に着いたら、雨は小降りになっていたけど雷が鳴っていて、なかなか調査できない状況で、安全のため調査は無理という判断でした。メンバーたちは「ここまで来て調査できないなんて」とあきらめきれない様子で、雨雲レーダーで今とこれからの雨雲の動きを見て、「この辺なら」と雨も雷もなく調査できる場所を探してくれて、中平さんは地元なので、その場所の川に降りやすくて調査しやすい所に案内してくれて、四万十川中流で調査することができて、みんな大喜びでした。中平さん、ありがとうございました。

参加者のようす

中平さんも一緒に参加してくれて、四万十川中流で調査をしました。新荘川と同じように最初に水生昆虫を探しました。1時間で、カワムツの幼魚~成魚約20匹、ドンコの幼魚7匹、タカハヤの未成魚4匹、アカザの幼魚1匹、ヨシノボリ属の未成魚1匹、ドジョウの未成魚1匹、サワガニの未成体~成体3匹、ヘビトンボの幼虫2匹、シマアメンボの成虫1匹、ヒラタドロムシの幼虫約10匹、ガガンボ属の幼虫1匹、フタツメカワゲラ属の幼虫約10匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫約20匹、オオシマトビケラの幼虫約10匹、キイロカワカゲロウの幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約20匹、トビイロカゲロウ属の幼虫6匹が捕れました。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川中流よりも四万十川中流の方が、川自体が大きくて水もきれいでした。近くで大雨が降っていたので支流の小さな川は濁っていましたが、本流の四万十川は増水も濁りもなく、雨が降ったらすぐに増水する明石川とは違いました。IKくんがアカザの幼魚を捕っていて、アカザのこんなに小さな幼魚は初めて見てかわいかったです。カワムツやオイカワの群れがいたけどぜんぜん捕れなくて、岩の下をガサガサしたらカワムツの成魚が捕れて、とてもうれしかったです。

その他

報告担当:SU(中2)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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