活動レポート

活動レポート

高知県宿泊研修2 新荘川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年08月04日

実施場所:

高知県高岡郡津野町 新荘川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

新荘川中流で調査をしました。1時間で、カワムツの幼魚~未成魚約10匹、オオヨシノボリの成魚3匹、アカザの成魚1匹、サワガニの未成体~成体約10匹、モクズガニの未成体5匹、ミナミヌマエビの成体2匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、ヘビトンボの幼虫約50匹、カミムラカワゲラ属の幼虫約10匹、ウエノカワゲラ属の幼虫1匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫約60匹、チラカゲロウの幼虫約10匹、エルモンヒラタカゲロウの幼虫約30匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約120匹、マダラカゲロウ科の幼虫1匹、シロハラコカゲロウの幼虫約80匹、ミツオミジカオフタバコカゲロウの幼虫2匹が捕れました。

参加者のようす

新荘川に入った時に、明石川と違ってとても冷たかったです。調査は最初に水生昆虫を探しました。すると、ヘビトンボの大きな幼虫がたくさん捕れて、いつも調査している明石川中流では捕れることがないから初めての経験でした。

感想・気づいたこと・考えたこと

ヘビトンボがたくさん生息しているということは、新荘川の水質がとても良いということなので、ニホンカワウソが日本で最後に目撃された川ということも納得できました。調査で水生昆虫がこんなに捕れたのは初めてだそうです。

その他

報告担当:SU(中2)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!みなさんあいかわらずすごいですね。調査環境が変わってもみなさんの調査能力は変わらないのですね。環境が変わると生息するいきものも変わります。多様な生態系は多様な環境から生まれます。地域に残っているむかしからの環境を人類のつごうで勝手に変更したり無くしてしまうことは、そこに住む無数の生きものや生態系をなくしてしまいます。貴重(きちょう)な自然環境と出来る限り共存する生き方を選びたいですね。また報告してくださいね!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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