活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年07月28日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

調査の時に駆除をしたオオクチバスやブルーギル、アメリカザリガニ、アカミミガメなどの外来種を肥料にして、ナーセリーで野菜や果物や植物を育てているので観察しました。5月に種をまいた、はるかさんのひまわりがもう咲いていて、咲くのが早いと思いました。はるかさんのひまわりは震災のニュースで知っていて、去年もナーセリーで見たけど、今年も「きれいだな」と思いました。スイカはスーパーで売っている形じゃなくて細長かったけど、とても甘くておいしかったです。メロンは1株に2玉ぐらいずつなっていて「こんなになるんや」と思いました。温室の中にはマンゴーもなっていました。

参加者のようす

そのあと、明石川中流に行って調査をしました。去年の11月に行って以来の場所です。1時間30分で、オイカワの幼魚~成魚約60匹、オオクチバスの幼魚3匹、カマツカの成魚1匹、モツゴの未成魚1匹、ギンブナの幼魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、ドンコの幼魚1匹、ウシガエルの幼生(オタマジャクシ)1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約600匹、アメリカザリガニの幼体~成体約250匹、シオカラトンボの幼虫1匹、イブシアシナガドロムシの成虫5匹、コガタシマトビケラの幼虫約20匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約20匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約60匹、サホコカゲロウの幼虫約10匹、フタバコカゲロウの幼虫1匹がとれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

オオクチバスの幼魚3匹とウシガエルの幼生1匹、アメリカザリガニの幼体~成体約250匹のほとんどは魚道のたまりにいて、駆除をしてナーセリーの肥料や学校で飼っているオオクチバス、ブルーギル、ニホンウナギのえさに持って帰りました。今日の調査で一番印象に残ったことは、たまりに外来種がいっぱいいて「放置したらこんなになるんやな」と思いました。しばらく行かなかったらこんなことになるから、また行きたいです。

その他

報告担当:SK(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
今回の調査でもたくさんの生きものを捕獲(ほかく)することができましたね。今回の調査場所は、去年の11月ぶりということで、外来種(がいらいしゅ)の生きものがとても増えたことが分かったことが一番の成果(せいか)ですね。たくさんの場所で調査を行なっていますが、今後どのような作戦(さくせん)を立てますか?場所をしぼるか、調査の回数を増やすか、罠(わな)をしかけるか、どのような作戦でこれから活動をすすめるか、ぜひみんなで話し合ってみてくださいね。どのような作戦か楽しみにしています♪
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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