活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年06月08日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で1時間30分調査をして、オオクチバスの幼魚5匹、ギギの未成魚1匹、オイカワの未成魚1匹、コイの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、テナガエビの成体1匹、アメリカザリガニの未成体~成体4匹、コオイムシの成虫3匹、キイロサナエの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫約20匹と成虫1匹、ブユの1種の幼虫約60匹、ウルマーシマトビケラの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫2匹、シロタニガワカゲロウの幼虫3匹、サホコカゲロウの幼虫約10匹、フタバコカゲロウの幼虫2匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫1匹がとれました。オオクチバスの幼魚とアメリカザリガニは、駆除をしてメンバーの家や学校で飼っている魚のえさに持って帰りました。

参加者のようす

調査をしていると、日光浴をしていたアカミミガメが「ポチャン」という音で水の中に入るけど、水がにごっていて逃げられて残念でした。神戸市絶滅危惧種のギギやキイロサナエがとれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

オイカワの未成魚~成魚の群れはたくさんいましたが、泳ぎが早くてとれたのは1匹だけでした。そのあと、グッピーがいるナーセリーの裏の水路でも10分調査をして、グッピーの未成魚~成魚2匹、コオイムシの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹がとれました。グッピーは、高校生のサポーターが標本にするために持って帰りました。

その他

報告担当:SK(小4)

玉一アクアリウムのみんな、活動レポートありがとう。自然のなかでいろいろな生きものをみつけて観察し、それを記録することはとてもすごいことです。オオクチバスやアメリカザリガニの駆除(くじょ)を通じて、外国からやってきた生き物たち、つまり外来種(がいらいしゅ)の管理にも役に立つことはとても大事な活動です。
地域(ちいき)の生態系(せいたいけい)を守るために、みんなのような子どもたちががんばっているすがたは、大人にもたくさんのやる気を与えてくれます。ギギやキイロサナエといっためずらしい種に出会えたことも、みんなの努力の成果ですね。
自然は私たちにたくさんのおどろきと発見をくれますが、それを感じるためには観察力とにんたい力が必要です。この報告からみんながその両方とも持っていることを感じました。グッピーを標本にするために持ち帰ったことも、とてもおもしろいです。標本作りを通じて、さらに未来に役立てることができるでしょう。みんなのようなわかい探検家(たんけんか)がいることで、私たちの未来はより明るいものになります。これからもがんばってください!次の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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