活動レポート

活動レポート

明石川中流調査と田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年06月01日

実施場所:

神戸市 明石川中流 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流と田中川水路で調査をしました。明石川中流で1時間調査をして、オオクチバスの幼魚15匹、オイカワの幼魚~成魚7匹、ナマズの幼魚1匹、カワヨシノボリの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体2匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、アメリカザリガニの未成体1匹、モクズガニの幼体~未成体2匹、コオイムシの成虫4匹、コマツモムシの成虫1匹、キイロヒラタガムシの成虫1匹、マメガムシの成虫1匹、シオカラトンボの幼虫2匹、ハグロトンボの幼虫8匹、サホコカゲロウの幼虫約20匹、フタバコカゲロウの幼虫1匹がとれました。今日とれたコオイムシ4匹のうち3匹が背中に卵を持っていました。オオクチバスの幼魚とアメリカザリガニは、駆除をして家や学校で飼っている魚のえさに持って帰りました。

参加者のようす

高校生サポーターが投網の練習をして、オイカワの成魚を何匹もつかまえていました。大雨の増水で、上流からオオクチバスの幼魚が流されてきていました。小さい時に駆除できてよかったです。川の中にある大きめの石を組んでみんなでバーブ工(こう)を作り、生き物がもっと定着しやすい環境づくりをしました。土手にはマダケのたけのこが生えていたので、みんなでとって家に持って帰って食べました。たけのこをポキンと折った時に中にヨトウムシの幼虫が入っているたけのこがあって、すごく驚きました。

感想・気づいたこと・考えたこと

水路では、今年はもうグッピーが見え始めたので、明石川水系のミナミメダカを守るために駆除をしました。つかまえたグッピーは、飼育したり、飼っている魚のえさにします。去年は冬が寒かったからグッピーは秋に少ししかとれなかったけど、今年は冬が暖かかったから、こんなに早くとれるようになったのかなと思いました。もう小さな幼魚がたくさん生まれていました。

その他

報告担当:YA(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、川の生きもの調べのレポートをありがとうございました! 玉一アクアリウムのレポートは、いつも生きものの種類と数を記録しているので、川のようすがとってもよくわかります。オオクチバスやアメリカザリガニのように外国から来た生きものもいますが、むかしから日本にいた虫や魚もたくさん住んでいるのですね。それから、生きものを調べるだけでなく、生きものが住みやすい場所をつくっていることにも感心しました。生きものがふえるといいですね。みなさんはどんな生きものがふえてほしいですか? これからも、活動を続けてレポートを送ってくださいね。楽しみに待ってます!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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