活動レポート

活動レポート

櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年05月25日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

櫨谷川で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約40匹、オオクチバスの幼魚約30匹、ミナミメダカの成魚約10匹、コイの幼魚約10匹、カワヨシノボリの成魚2匹、ナマズの幼魚2匹、ヌマガエルの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約150匹、ミナミテナガエビの成体1匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、アメリカザリガニの幼体~成体17匹、コオイムシの成虫6匹、コガムシの成虫1匹、ヒメガムシの成虫1匹、ブユの1種の幼虫約10匹、シオカラトンボの幼虫2匹、ハグロトンボの幼虫約30匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約10匹がとれました。

参加者のようす

3年生櫨谷川探検があるので久しぶりに櫨谷川で調査をしたら、今年生まれたオオクチバスの幼魚やアメリカザリガニなどの外来種が多かったです。オオクチバスの幼魚の群れを見つけて、上からあみをかぶせて一気に何匹もとっているメンバーもいました。オオクチバスの幼魚とアメリカザリガニは、駆除をして肥料や魚のえさに持って帰りました。その一方でミナミメダカやコオイムシや神戸市で絶滅危惧種のミナミテナガエビやヒラテテナガエビもいてうれしかったです。コオイムシの成虫6匹のうち半分が卵を背中に背負ったオスでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

オオクチバスが大きくなる前にとれてよかったです。川底に粘土のかたまりがあって、それを手にぬって水で洗い流すとすべすべになって気持ちよかったです。

その他

報告担当:WH(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。櫨谷川の生き物を調査したようすを知らせくれてありがとう。WHさん、ご苦労さまでした。
今年生まれたオオクチバスの幼魚(ようぎょ)やアメリカザリガニなどの外来種が多かったのだね。少しざんねんな気もしますが、去年の同じ時期のデータはどうだったろう、5年前はどうだったろう、どのような変化があるのかな、新しいことに気が付くかもしれないね。オオクチバスの幼魚とアメリカザリガニは、駆除(くじょ)をして肥料や魚のえさに持って帰りました。自然の循環(じゅんかん)のサイクルに乗せてあげたのですね。とてもいいですね。みなさんには長い活動で貴重(きちょう)なデータがあります。変化について考察すると新しい発見につながります。つぎの報告を楽しみに待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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