活動レポート

活動レポート

学校でアユを飼育

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年05月16日

実施場所:

神戸市 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

とってきたアユの未成魚2匹を学校の水そうでオイカワやコウライモロコたちと飼っています。とれたアユの中で元気な2匹を持って帰ってきたけれど、水そうに入れた時は2匹とも水面に浮いて弱っていたそうです。

参加者のようす

水そうを見た時は動きが活発になっていて安心しましたが、その後に尾腐れ病が出て尾びれがほとんど無くなり、魚病薬を入れて治療をしました。2匹のアユは元気がない時にはオイカワやコウライモロコの群れの中で一緒にいましたが、尾びれが伸びて元気になると、なわばりを作って他の魚が来ると追い払うようになりました。そして、2匹とも黄色い追星も出てきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

なわばりアユは、他の魚を追い払い、特にアユどうしの戦いは体がやわらかく動きが早いので迫力があります。アユは藻類以外にも他の魚が食べる粒エサや生まれたばかりのヌマエビの幼体もよく食べます。学校でアユを飼って生態を見られて新鮮で、他の人たちにもそのようすを見てもらえるのでうれしいです。

その他

報告担当:YA(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートありがとう。アユが学校の水槽(すいそう)で弱ってしまったんですね。尾腐(おぐさ)れ病は重症化(じゅうしょうか)すると死んでしまう病のようですが、他の魚にうつることもなく魚病薬(ぎょびょうやく)で元気になってよかったですね。写真を見ると活発に動き回っているようすが伝わってきます。そして本来のなわばり行動も復活(ふっかつ)したとあり安心しました^_^ 
学校の水槽で飼育(しいく)することで、魚に興味(きょうみ)のなかった友だちも、アユが元気になっていくようすやなわばり行動などの観察を通して、少しでも興味を持ってもらえたらいいですね。
そしてみんなのように環境や生き物を守り育てる活動に関心を持ってもらえたらうれしいです。次のレポートも楽しみにしていますね!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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