福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
太陽から4番目に近い恒星・ラランド21185と地球との距離を測る研究のため、星野村の星の文化館にデータ観測に行きました。しかしあいにくの悪天候で星が見えなかったため、文化館の方があらかじめ撮っておいて下さった写真を使って、座標や黄経黄緯の算出を行いました。この機会にマカリやステラナビゲータなどのソフトウェアの使い方やカメラの設定なども教わり、とても有意義な時間にすることができました。
文化館にはプラネタリウムや星に関するたくさんの本があり、悪天候によるデータ観測が出来なかったもののそれらも楽しむことができました。また、空の様子を撮影するスカイモニターがあり、今行っている雲の研究とリンクする部分があったのでそれについての情報もいただくことができました。そして星が撮れないと分かるとすぐに切り替えてデータ解析に移り、些細なこともそれぞれがしっかりとメモを取っていたので良かったと思います。
行く前から天気のことは懸念していましたが写真が撮れなくてもやれることはたくさんあって、研究がまた一歩前進したのを実感することができました。また今回文化館の方があらかじめデータを撮っておいて下さったように、色んな人が協力してくれているから自分がやりたい研究ができている、ということを改めて強く感じました。結果で返していけるよう、より一層気持ちが引き締まりました。
今後も様々な活動に参加し、さらに知見を広げていきたいと思います。
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
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