玉一アクアリウム (兵庫県)
瀬田川で4年ぶりに行われたセタシジミ祭りに参加しました。セタシジミ祭りは、昔は瀬田川でたくさんとれていた固有種のセタシジミが環境の悪化などで激減したので、その復活を願って毎年開催されるようになったそうです。市長さんや議員さんたちのあいさつのあと、滋賀県の水産試験場の職員さんからセタシジミのクイズがありました。セタシジミは7万個くらいの卵から成貝になれるのは1匹~2匹ぐらいしかいないこと、大きな成魚になるには4年くらいかかることなど、楽しみながら勉強できてよかったです。
外輪汽船の一番丸に乗って、船の上から漁師さんが瀬田川で小さな漁船で長いさおを使ってシジミ掻き漁をしているようすを見学しました。10mぐらいの長さのさおの3分の2ぐらいが水の中に浸かっていて、さおを弓なりに曲げて川底のシジミを小さなあみで泥や砂ごとすくっていて、とても大変な作業だなと思いました。シジミ掻き漁を見学したあと、大きくたくさん育ってくれるように船の上からバケツでセタシジミの放流をしました。そのあと瀬田川の川下りをしました。川を下って行くと山が近くなって自然が豊かになって緑がきれいで水鳥もいて楽しかったです。
お昼を食べてから、岸でパドル操作の練習をしてドラゴンボート体験をしました。最初はボートがぐらぐらしたけど進み始めると安定しました。太鼓の合図でパドルをこぐと思っていた以上に重くて大変だったけど楽しかったです。最後に外来魚釣り体験をして、ブルーギルを14匹釣りました。明石川のブルーギルはほとんどが幼魚でたまに未成魚がとれるくらいだけど、瀬田川のブルーギルはほとんどが成魚で中にはめっちゃ巨大な成魚もいて驚きました。琵琶湖のブルーギルは減っているみたいだけど、これだけ成魚がいたらまた増えるかも知れないと思いました。終了ぎりぎりまで釣って、気がついたら「賞1位」をもらっていました。ブースでは、オオクチバスのフライが4つ100円で売られていて、あげたてで温かく言われなければふつうの白身魚と変わらないおいしさで、とてもおいしかったです。
報告担当:OY(小6)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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