福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
アマモサミットでの移動は福岡市が行っている下水処理の際に出てきた水素を使って走る水素バス「Moving e」を使用しました。私たち科学部は最終日の移動時にバスガイドをおこないました。福岡に初めて来た全国の高校生に楽しんでもらえる案内が出来ました!そしてサミット最終日の朝、向かったのは私たちが普段活動している志賀島です。アマモ場を見学し、寒天粘土とアマモの種子で種子団子を作って海に投げ入れました。活動の後は会場の博多港国際ターミナルに向かい、ゴスペルクワイヤ [Sound DAZ] の方々による3日目のオープニングセレモニーを体験しました。そして今までアマモサミットが開催された横浜や館山など各地域での取り組みや福岡での取り組みが紹介されました。ディスカッションの後は閉会式がおこなわれ、私たちは大会宣言をしました。また、サミット期間中は魚など海の生き物スタンプやブローチを販売する物販や、貝殻を使ったアクセサリー作りができるワークショップなど様々な活動をおこなうことができました!
アマモ種子団子投げでは最初に作り方を説明しました。75人の高校生の前で作業の流れや団子投げの効果などを説明をしました。とても緊張しましたが、しっかり説明できて良かったです!作業に入る時は、寒天粘土を広げる人・種子を渡す人によって役割を分けたことで人数が多くてもスムーズに活動できました。種子を寒天粘土で包むときに好きな形にするのをみんな楽しんでいて丸や餃子型など色んな形にしていました。投げる時は一列に並んで一斉に投げ入れました。参加した高校生は初めての体験にワクワクしたと話してくれました。アマモ場が豊かになることを願って投げ入れたので想いが届いてくれると嬉しいです!会場での物販では用意していた商品のほとんどが売れ、ワークショップではお客さんが完成した作品にとても満足していました。アマモサミットのメインでおこなわれた発表の裏でサミットを盛り上げる良い働きをすることができました!
閉会式では大会宣言がありました。宣言では、豊かな海を藻場や海草場を通して守っていくことを誓いました。多くの参加者の方々の前で宣言することはとても緊張しましたが、これからの博多湾を守っていく決意が固まりました。このサミットには子供から大人までのべ1万人が来場しました。高校生は全14チームが発表し、高校生以外にも企業の方やこれまでアマモを軸にそれぞれの海で活動している方など多くの方の取り組みを聞くことができました。全国での活動を知れる機会はそうないので貴重な体験となりました。せっかくアマモが成長しても魚がアマモを食べたことで振り出しに戻ったり、アマモが漁師さんの船に絡みつくことで邪魔になっていたりすることを聞き、たくさん苦労しながらも試行錯誤を繰り返して海を守ろうとしていたので自分たちも挫けずに活動していきたいと思いました。各地で活動している人たちに負けないくらい頑張って活動し、博多湾そして日本中の海を守っていきたいです。アマモサミットで海への気持ちが高まりました!参加できて良かったです!
アマモサミットを通じて全国の高校生と交流し、海の豊かさをみんなで守っていくことを誓いました。私たちが蒔いたアマモの種と同じように私たちも育っていきたいです。
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
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