活動レポート

活動レポート

櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年03月10日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川支流の櫨谷川で調査をしました。子午線を越えて、いつもより上流の所へ自転車で行って調査をして、さらに上流に行ってアクアリウムで初めての場所でも調査をしました。いつもの場所と違って岩などの障害物があって川の中を歩きにくかったけど、中学生や高校生はどんどん先に行ってすごいと思いました。

参加者のようす

3ヶ所で調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約120匹、ミナミメダカの未成魚~成魚8匹、カワヨシノボリの未成魚~成魚2匹、ドジョウの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、アカミミガメの未成体~成体5匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約500匹、アメリカザリガニの幼体~未成体2匹、シオカラトンボの幼虫7匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹がとれました。ブルーギルは高校生が標本に、アカミミガメは畑の肥料に、アメリカザリガニは学校で飼っているニホンウナギのえさに、それぞれ持って帰りました。ブルーギルもアカミミガメもアメリカザリガニも、あまり来ていない場所や初めて来た場所でとれたので、調査は必要だと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

いつもの場所は流れが弱くてヘドロがたくさんたまっていました。前に上流で土手の工事をして、それからたまりやすくなったみたいです。この前に雨が降ったけどヘドロがぜんぜん流されてなくて、もっと大雨が降って増水したら流れていくのかなと思いました。

その他

報告担当:OY(小5)

玉一アクアリウムのみんな、櫨谷川調査の報告ありがとう!
櫨谷川の初めての調査地のようですね。写真を見ても、いつもの川とはちがう雰囲気(ふんいき)で、新鮮(しんせん)な感じがしました。川岸にも植物がしげり、魚の生息場所もありそうな場所ですね。確認種数(かくにんしゅすう)は少なかったかもしれませんが、確認個体数(かくにんこたいすう)は多かったようにも感じます。地域(ちいき)の自然のゆたかさを見る指標(しひょう)として、種数と個体数があると思います。双方(そうほう)を見ながら調査を進めていってください。また、いつもの調査地と比べてみるのもおもしろそうですね。
ヘドロがたまってしまった場所もあるようですね。いつもとちがった環境になったとき、そこにくらしていた生きものがどのように対応していったか興味(きょうみ)があるので、調査を続けていってくれるとうれしいです。
ところで、櫨谷川、むずかしい漢字なので読めませんでした。調べてみると「はぜたにがわ」とのこと。ハゼノキがたくさんある川なのでしょうか?ちょっと興味がわきました^_^
次のレポートも待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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