活動レポート

活動レポート

焚き火と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年03月03日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

ナーセリーで剪定枝で焚き火をして「1.17のつどい」に使った竹灯明台を割ってブリキ缶に入れて竹炭を作りました。その後、明石川中流でも調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約40匹、カマツカの幼魚~未成魚5匹、タモロコの未成魚~成魚2匹、ミナミメダカの成魚2匹、チュウガタスジシマドジョウの未成魚1匹、アカミミガメの未成体~成体8匹、ニホンイシガメの未成体1匹、カイツブリの成鳥1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約150匹、スジエビの未成体~成体約10匹、モクズガニの幼体2匹、ガガンボ属の幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫7匹が捕れました。アカミミガメは、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

竹炭を作った後の焚き火でマシュマロやお餅を焼いて食べて、とても美味しかったです。途中から高校生のFくんが手羽先やスペアリブを持って来てくれて焚き火じゃなくBBQになりましたが、とても楽しかったです。みんな「美味しい」といいながら食べていました。メンバーたちがとても真剣にマシュマロを焼いていたので、すごいなと思いました。竹炭は脱臭剤などに使います。

感想・気づいたこと・考えたこと

メンバーたちは焚き火をした後なのに、とても元気に調査をしていました。中1のメンバーがチュウガタスジシマドジョウを捕まえていてすごいと思いました。ニホンイシガメは、いつも捕れているような大きい個体ではなく若い個体が捕れて驚きましたが、繁殖している可能性もありうれしかったです。アライグマなどによる足の欠損もなく元気な個体でした。それから、川の中の茂みをガサガサしていたら、たまたまカイツブリという水鳥が網に入りとても驚きました。網の中のカイツブリは放心状態でしたが、そっと水に放すと全速力で元気に潜水して安心しました。小学生メンバーたちは、ニホンイシガメを観察したり触ったりして、ふれ合いを楽しんでいました。

その他

報告担当:NR(中3)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。調査で捕獲(ほかく)できた生き物に鳥が入っていることはめずらしいですね。カイツブリは休憩中(きゅうけいちゅう)だったのでしょうか。元気に泳いでいたとのことで安心(あんしん)しました。ニホニシガメの大きさや足の状態(じょうたい)にも気づいているのが、さすが普段(ふだん)から調査をしているみなさんだなと思いました。
竹灯明台(たけとうみょうだい)を竹炭(たけすみ)にするのは、有効活用(ゆうこうかつよう)でいい考えだと思います。たき火(BBQ?)でおいしいものも食べられて楽しかったでしょうね^_^ 火の取りあつかいには気を付けて、また楽しくたき火ができるといいですね。次のレポートもまっています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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