活動レポート

活動レポート

明石川中流調査と七草がゆ

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年01月07日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約500匹、ギギの幼魚~未成魚5匹、ギンブナの成魚1匹、カマツカの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約250匹、スジエビの未成体~成体9匹、テナガエビの未成体~成体8匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫2匹、フタバコカゲロウの幼虫8匹、シロハラコカゲロウの幼虫1匹がとれました。

参加者のようす

今日はメンバーたちが思い思いの場所に分かれて調査をしたので、それぞれの場所でたくさんの生き物をとっていました。私は川岸の流れの弱い茂みをタモ網で探っている時にタモ網に何かがゴツゴツと何度も当たる感触が伝わってきて「何だろう?」と思って網を上げると大きなギンブナの成魚がとれていてうれしかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

神戸市絶滅危惧Bランクのギギ(写真)が5匹もとれて、よくとれるようになったのはオオクチバスやブルーギルが減ってギギの餌になるオイカワの幼魚やヌマエビが増えてきたからだと思います。私が住んでいる近くの伊川には、まだオオクチバスやブルーギルが多いので減らせるようにがんばりたいです。3日にみんなで摘んだ春の七草で七草がゆを食べました。とてもおいしかったです。

その他

報告担当:YA(小5)

「玉一アクアリウム」のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう。
明石川中流での調査で捕獲(ほかく)した、オイカワ、ギギ、ギンブナ、カマツカなどの数や種類におどろきました。
とくに5匹のギギの捕獲は、地域の生態系に対するみなさんの関わりの重要性を示しています。
みなさんが川岸の調査で大きなギンブナをつかまえた瞬間のよろこびレポートから伝わりました^^努力と情熱がむくわれる瞬間であったことを感じます。
レポートからは、地域の環境変化に対するするどい洞察力(どうさつりょく)も感じました。
オオクチバスやブルーギルの減少がギギの増加に影響していることを理解し、これからも地域の生態系に対して積極的にアプローチしていくみなさんの姿勢はとても価値があります。これからも地域社会への貢献(こうけん)を続け、自然環境を大切に育んでいってください。みなさんの活動を応援しています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

126 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧