玉一アクアリウム (兵庫県)
加古川水系の草谷川で調査をしました。2時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約110匹、カマツカの幼魚~未成魚約60匹、コウライモロコの幼魚~未成魚約40匹、ギギの未成魚~成魚5匹、チュウガタスジシマドジョウの成魚3匹、カワヨシノボリの成魚3匹、ゴクラクハゼの未成魚2匹、タイリクバラタナゴの未成魚2匹、モツゴの未成魚~成魚2匹、コイの幼魚1匹、ギンブナの未成魚1匹、カワムツの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体6匹、テナガエビの未成体1匹、オオシマトビケラの幼虫1匹、ウルマーシマトビケラの幼虫約30匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫2匹が捕れました。
草谷川のギギは明石川のギギと比べて大きかったです。外来種のタイリクバラタナゴは飼育するために、ブルーギルはナーセリーの畑の肥料にするためにそれぞれ持ち帰り、他は全てリリースしました。途中で雨が降ってきて、それぞれの場所に避難したけど、通り雨でしばらく待つと止んで川の増水もなかったので調査を続けました。
前の4月29日に来た時には気が付かなかったわんどがあって、そこを調査したらカマツカやコウライモロコがたくさんいて、チュウガタスジシマドジョウもいました。普段活動している明石川水系では生息状況が掴みにくいコウライモロコの生息場所を調べる参考になりました。また、調査では希少な藻類のカワモズクの仲間が生えていて驚きました。底質が若干ヘドロ気味だったので、あまり水質の良くない川かと思っていましたが、湧水を好むカワモズク類が生えていたので興味深かったです。
報告担当:NR(中3)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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