活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年12月29日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で調査をしました。いつもの場所よりも少し上流です。1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約180匹、ミナミメダカの未成魚~成魚6匹、コイの成魚1匹、ヌマムツの幼魚1匹、ニホンイシガメの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約400匹、アメリカザリガニの幼体~未成体47匹、スジエビの未成体~成体5匹、テナガエビの未成体~成体4匹、ハリガネムシの成虫1匹、ヒメミズカマキリの成虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫約30匹、シロタニガワカゲロウの幼虫5匹が捕れました。

参加者のようす

アメリカザリガニの幼体~未成体47匹は、玉津第一小学校で飼っているブルーギルとオオクチバスとニホンウナギの餌に持ち帰りました。ブルーギルには幼体を、オオクチバスとニホンウナギには未成体を餌に使います。1人1人が調査を真剣に頑張っていました。ニホンイシガメやハリガネムシが捕れて、小学生メンバーたちはとても喜んでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日捕れたニホンイシガメは、アライグマなどに前足や後ろ足を食べられることなく、足や爪が全て残っていたので良かったと思いました。NRくんの後について行くと魚道が土砂で分断された場所にアメリカザリガニがたくさんいて、増水して明石川本流に流される前に駆除出来て、小学校で飼っている肉食魚の餌に有効利用できて良かったです。

その他

報告担当:KS(中2)

玉一アクアリウムの皆さん、活動レポートの報告をありがとう。
いつもの明石川中流より少し上流での調査だったんですね。写真をみると、いろいろな種類のビオトープがある環境にみえます。
調査結果をみると、雑食のニホンイシガメがいたことから、水質がよく安定していて、その餌にもなる魚類(オイカワなど)、昆虫(ハリガネムシなど)、エビ類(スジエビなど)も多く確認され、食物連鎖・生態系が豊かな感じがします。
玉一アクアリウムのみなさんは、アメリカザリガニを学校で飼っているブルーギル、オオクチバス、ニホンウナギの餌にするなど、とても手慣(てな)れていますね。
また、活動レポートの報告をまっています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

52 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧