活動レポート詳細｜活動レポート

活動レポート

福知川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日：

2023年12月11日

実施場所：

神戸市　明石川支川福知川

参加メンバー＆サポーター数：

7人

活動の分野：

SDGs：

明石川支流の福知川で１時間調査をして、ヌマムツの幼魚～成魚約30匹、シマヒレヨシノボリの未成魚３匹、ドンコの幼魚３匹、アカミミガメの未成体１匹、カワリヌマエビ属の幼体～成体約100匹がとれました。アカミミガメは、駆除をしてアクアリウムのナーセリーの畑の肥料に持って帰りました。

福知川は明石川の支流なのに、明石川よりも流れが弱くて草が多く川底に砂泥が溜まって、明石川では数が少ないヌマムツやドンコが多くいました。みんな興味津々で調査を頑張っていました。コセンダングサやアメリカセンダングサなどの種が服にたくさんついて取るのが大変でした。

同じ明石川でも福知川には福知川の生態系ができていました。調査が終わる少し前に急に雨が降ってきて、みんなで雨にぬれながら急いで自転車で帰りました。

報告担当:ＩＫ(小６)

: 玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
福知川には福知川の生態系ができているのですね。流れが弱いことや川底のようすもよく観察していると思います。生き物の調査だけでなく、自然の様子全体を観察できているのはすばらしいと思います。同じ地域の川でも、それぞれの川で独自(どくじ)の生態系があるのですね。みなさんのレポートから、あらためて自然というのはどれも唯一無二(ゆいいつむに)の存在なんだと感じました。次のレポートも楽しみにしています＾＾

: 玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう！
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん！
これからも一緒にがんばろう！がんばってるなと思ったら拍手をしてね★

クラブ写真

: 玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
１年を通して週に１度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。