大和町よしおか放課後児童クラブ (宮城県)
今回の投稿は、農作業には欠かせない耕作作業ですが、0円農業を旗印に活動している「大きなかぶプロジェクト」なので、できるだけ環境に優しい野菜作りに取り組んでいます。畑を耕すことから作付け、水やり、草取りなどのお世話から収穫まで子ども達自ら楽しみながら活動を続けています。中でも畑を耕す作業は、子ども達には大人気で、1・2年生の子たちは「早く高学年になりた~い。」と羨望の眼差しで耕作作業を見つめています。でも、1・2年生にもできる活動がとっても重要で、太陽光を利用して耕作作業に使う「耕運機のバッテリー充填」を太陽の向きを考えながら工夫して準備していましたよ。
畑を耕すための耕運機のエネルギーは電気なので、約1時間の駆動時間の為に2個のバッテリーに電力を充填しなければなりません。その為に子ども達は太陽光パネルに日差しがたくさん当たる場所を選んだり、太陽の動きに合わせて向きを調整したりと考えながら早く100%になるように活動してくれます。
そして。いよいよバッテリーの充填が完了すると、上学年の子が耕運機にバッテリーを装填して耕作作業が始まります。運転は結構難しいのですがそれは慣れた手つきで、あっという間に畑を耕してくれました。
その後はみんなで畝を立てて、いよいよ種蒔き・作付けを待つだけとなりました。
天気の良い日は、「今日はパネル出さないの?」と子ども達は太陽エネルギーのありがたさを感じているようです。
バッテリーに蓄えられた太陽光エネルギーは、耕運機だけではなく、子ども達が普段の遊びで使ったおもちゃの消毒・除菌作業の除菌ボックスやスプレーなどの電化製品にも活用して、無駄のないように利用しているのでとっても重宝しています。
次回は、種蒔き・作付けの様子をお伝えできればと考えています。収穫した野菜等は、子ども達だけではなく、保護者の皆様に提供して、子ども達の活動の様子をどんどん伝え、地域に広げていこうと思います。
大和町よしおか放課後児童クラブ(宮城県)
大和町よしおか放課後児童クラブ(宮城県)
大和町よしおか放課後児童クラブ(宮城県)
大和町よしおか放課後児童クラブ(宮城県)