活動レポート

活動レポート

宝石トウモロコシと紫ラッカセイの収穫と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年10月09日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

アクアリウムの畑でポップコーン用の宝石トウモロコシと紫ラッカセイの収穫をして、そのあと明石川中流で調査をしました。1時間で、オイカワの幼魚~成魚約60匹、ギギの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約500匹、スジエビの未成体~成体7匹、テナガエビの成体1匹、アメリカザリガニの成体1匹、モクズガニの幼体~未成体7匹、ヒメイトアメンボの成虫2匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹、シロタニガワカゲロウの幼虫10匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約20匹、サホコカゲロウの幼虫3匹がとれました。アメリカザリガニは、アクアリウムの畑の肥料に持って帰りました。

参加者のようす

宝石トウモロコシは、もっと乾かしてポップコーンにします。紫ラッカセイは、土を掘るとたくさん出てきました。わたしは、ラッカセイがこんなふうにできているなんて知らなかったので、おどろきました。ラッカセイは家で食べて、豆が紫色でおいしかったです。宝石トウモロコシも紫ラッカセイも調査の時にとれた外来種を肥料にして育てました。

感想・気づいたこと・考えたこと

明石川に着くと河原のコンクリートにトゲナナフシがいました。トゲトゲの体を手に乗せたりして、みんなで観察しました。種から育てた明石川産のタコノアシの苗を河原に植えました。小さくて低い苗だけど実をつけているので、種を飛ばしてたくさん増えてほしいです。川の中の大きな石を組んでバーブ工(こう)を作りました。石は重たかったけど、落葉がたまって水生昆虫のえさになるし、石組みのすき間はウナギやテナガエビなどのすみかにもなります。今度どんな生き物が住んでいるのか見てみたいです。

その他

報告担当:SK(小3)

玉一アクアリウムのみなさん、報告ありがとう!
駆除(くじょ)した生きものを肥料(ひりょう)として活用して、やさいが育っているようですね。物質(ぶっしつ)が自然の中で循環(じゅんかん)していると感じることができる報告です。宝石トウモロコシのことは、知りませんでした。カラフルな色をしたトウモロコシでポップコーンにするとよいとのこと、食べるのが楽しみですね^ ^
明石川ではトゲナナフシが見られたのですね。私の住んでいるところでは見ることができない種(しゅ)です。生きているすがたを見てみたく、うらやましく思いました。タコノアシもなかなか見れない植物ですね。タコノアシがふつうに見ることができるような環境を守っていきたいですね。
お彼岸(ひがん)がすぎ、ようやく秋らしくなってきました。季節(きせつ)のかわり目、体調に注意して活動をつづけてください。次の報告も待っています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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