活動レポート

活動レポート

高知県1泊研修4 仁淀川上流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年07月31日

実施場所:

高知県吾川郡仁淀川町 仁淀川支川安居川

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

仁淀川上流の安居川で1時間調査をしました。タカハヤの幼魚~未成魚5匹、カジカガエルの幼生7匹、カワゲラの脱け殻2個、オオシマトビケラの幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約20匹、ミヤマタニガワカゲロウの幼虫6匹、キハダヒラタカゲロウの幼虫6匹、オオマダラカゲロウの幼虫3匹、シロハラコカゲロウの幼虫1匹がとれました。

参加者のようす

仁淀川上流の調査では水生昆虫を調べる時に、研修に行く前に私に問題で「水がきれいな川には水生昆虫が多いと思う?少ないと思う?」と聞かれ、その時私は「きれいな水は水生昆虫が多いと思う」と答えました。いざ調査をして石をひっくり返して水生昆虫を探したら、明石川では1個の石を裏返したら何匹かの水生昆虫がいるのに仁淀川では10個の石を裏返しても1匹ぐらいしかいなかったし、明石川にいる水生昆虫もいたけど明石川にはいない水生昆虫もたくさん見られてよかったです。これだけいないのは時期的なこともあると思うけれど、それだけではなくさすが水質日本一の奇跡の清流と言われる栄養分の少ないきれいな仁淀川だと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査が終わって泳いでみたら明石川と透明感が全然違って、明石川では大きな魚や小さな魚がたくさんいるのに対し仁淀川ではタカハヤの幼魚の群れとアユやアマゴが見られてよかったです。これから神戸に帰ります。

その他

報告担当:HA(小5)

「玉一アクアリウム」のみなさん、仁淀川調査、おつかれさまでした。すばらしい活動レポートを送ってくれてありがとう。
レポートを読み、活動の成果に感動しました。
仁淀川上流の安居川での調査は、タカハヤや水生昆虫からアユやアマゴまで、貴重(きちょう)な生態系をみつけたことでしょう。
明石川との比較から得られた気づきは、仁淀川の清流の価値をあらためて感じさせてくれました。透明感のある水辺での調査と泳ぎ、自然の多様性を実感したことは、貴重な経験です。
水質日本一の奇跡の清流での活動は、地域の自然保護に大いに貢献(こうけん)するものです。
未来の自然環境を守る一翼(いちよく)をになうことに誇(ほこ)りを感じて進んでください。
みなさんの努力は、未来への希望を育てる大切な一歩です。これからもがんばって活動をつづけてください。応援しています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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