玉一アクアリウム (兵庫県)
明石川中流から合流点を越えて田中川まで調査をしました。2時間で、オイカワの幼魚~成魚約120匹、ミナミメダカの幼魚~成魚6匹、オオクチバスの幼魚2匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚~未成魚2匹、タモロコの未成魚2匹、カマツカの幼魚2匹、ドジョウの成魚1匹、ナマズの幼魚1匹、アカミミガメの未成体2匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約150匹、アメリカザリガニの未成体1匹、モクズガニの幼体~未成体2匹、コガタシマトビケラの幼虫5匹、シロタニガワカゲロウの幼虫3匹、フタバコカゲロウの幼虫約60匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫3匹、サホコカゲロウの幼虫1匹が捕れました。オオクチバスは小学生メンバーが食用に、アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に、アメリカザリガニは玉津第一小学校で飼っているニホンウナギの成魚の餌に持ち帰りました。
明石川合流点より少し上流の田中川に大きなナマズの成魚が何匹もいて、全て捕り逃がして残念でした。明石川産のタコノアシの種子を採って、駆除をしたアカミミガメなどの外来種を肥料にしてアクアリウムのナーセリーでタコノアシの苗を育て、明石川に定植して返す活動もしています。今日も調査をした場所の河川敷にみんなで植えました。育った株が花や実をつけてあちこちで自生株が増えているのでうれしいです。小学3年のメンバーもよく頑張っています。6年のメンバーは家からサデ網を持って来て使っていました。
この前の大雨の増水で河川敷にできた小さな溜まりにオイカワの幼魚やメダカがたくさん取り残されていて、小学3年の2人が手や水生昆虫用の網を使って一生懸命救出して本流に逃がしてあげていました。「もし自分が溜まりに取り残された魚だったらと思うと絶対逃がしてあげたい」と言う3年の言葉を聞いて、その優しさに「見習わなければいけないな」と思いました。最後は溜まりに魚は1匹も残っていませんでした。
報告担当:NR(中3)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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