玉一アクアリウム (兵庫県)
琵琶湖を戻す会の人たちに琵琶湖の砂浜で地引き網体験をさせてもらいました。本当は漁船に乗ってエリ漁見学もさせてもらう予定だったけど、記録的なアユの不漁のためできなくなってとても残念でした。地引き網体験の前にアクアリウムで神戸から持ってきたタモ網で浜辺に浮かんでいる水草をガサガサすると、ヨシノボリやスジエビやキベリマメゲンゴロウがとれました。キベリマメゲンゴロウは、加古川支流の草谷川でとれて以来なのでうれしいです。
砂浜で2ヶ所に分かれて綱を引いて地引き網を沖から砂浜に引き寄せました。最初は軽かったけれど網が砂浜に近づいて来ると重たくなって、何がとれているかとても楽しみで、網の中にはたくさんのオイカワの他にハス、スゴモロコ、カマツカ、ウグイなどが入っていました。そして、もう1回場所を変えて地引き網をしてくれることになって、とてもうれしかったです。2回目は1回目よりもたくさんの魚が入っていて、同じくたくさんのオイカワの他にハス、スゴモロコ、ビワヒガイ、ギンブナ、ホンモロコ、スジエビなどがとれ、高田さんがみんなに1種類ずつていねいに説明をしてくれました。今年は地引き網で外来魚は1匹もとれなかったのでよかったです。
その後は、アクアリウムであやめ漁港の調査をしました。30分間で、ヌマチチブの幼魚~未成魚30匹、ウキゴリの幼魚1匹、テナガエビの成体1匹などがとれました。昨年来た時はヌマチチブの他にヨシノボリやウキゴリやエビ類などがもっとたくさんいたのに、あやめ漁港ではこの1年で国内外来種のヌマチチブが急に増えて在来種が減っていると感じました。ヌマチチブはリリースせずに持って帰って、家でからあげにして食べました。とてもおいしかったです。
報告担当:YA(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)