活動レポート

活動レポート

『イルカの体にふれてみよう!温かい、冷たい、どっちかな?』

OMRCこどもエコクラブ (沖縄県)

活動日:

2012年02月26日

実施場所:

沖縄県 恩納村 ルネッサンスリゾートオキナワ

参加メンバー&サポーター数:

28人

活動の分野:

  • 分野その他 分野その他

SDGs:

活動内容

1.「イルカとは」…イルカってどんな動物?どうやったら仲良くなれるのかな?
2.「イルカの食べ物」… イルカの種類が違うと食べ物も違うの?あれっ口の中も違うよ!
3.「イルカとのふれあい」…イルカと人の、似ているところを探してみよう!
4.「ふりかえり」…沖縄もイルカとの関わりが深いんだね!

参加者のようす

 沖縄と思えないような寒い日でしたが、今回はイルカとのふれあいを行いました。陸上からイルカとふれあうだけでなく、海にも入る為、子ども達にはウエットスーツに着替えてもらいました。子ども達は初めて着るウエットスーツに悪戦苦闘!「着づらい!きつい!」と言いながらも、子ども達は一生懸命着替えていました。今日の『初めて』はウエットスーツを着るだけではありません。イルカを『初めて』見て、ふれあう子ども達もいました。ふれあいでは、3種類のイルカを紹介。イルカは種類によって、体の大きさや形、食べ物が違います。イルカの体をなでてみると、「スベスベ!」や「温かい!」と発見の声が聞こえてきました。動物によって体温は違いますが、イルカの体温は36℃から37℃と人に似ています。イルカの好きなおもちゃで遊び、イルカ達と仲良くなれたら、今度は子ども達にイルカの食べ物を紹介。海に棲むイルカは主に魚を食べます。その魚を子ども達から、イルカにプレゼント。すると、「歯がたくさんある!」と口の中にある歯の多さにも気付いてくれました。また、イルカ達は魚を追いかけて速く泳ぎ、波を作ることもできます。最後はそのイルカが作る波を体感!「こんなに速く泳げるんだ!」と子ども達は大興奮!寒い日でしたが、水中に入る子ども達の元気な姿にサポーターや保護者は驚きを隠せませんでした!

感想・気づいたこと・考えたこと

 イルカ達と仲良くなる前に、イルカに関するクイズをチームに分かれて考えてもらいました。まずはイルカが食べている魚の種類を紹介。イルカが1日にどれだけの魚を食べるのかを当てるゲームでは、1日分の量が入ったバケツを持って、重さを考えてもらいました。実際にバケツを持って正解を当てる子どももいました!水族館でも見ることのできるバンドウイルカで1日10Kg程の魚を食べ、サンマだけで表しますと約100尾食べることができます。大きな体で、たくさんの魚を食べるイルカ達ですが、私達と同じ哺乳類なので共通点がたくさんあります。共通点をみつける為、子ども達には見るだけでなく、ふれあいながら探してもらいました。例えば人と体の形は違っていても、お母さんのお腹から生まれる為おへそだってあります。他にもお腹のあたりをなでて柔らかいところを発見したり、イルカの声を聞いたり、子ども達の反応や表情はとてもいきいきしていました。イルカが作る波を感じる時間では、「水中に入ることで、陸上から見るだけでは知ることのできないイルカの身体能力を知れた!」と感動の声も聞こえてきました。イルカとふれあった後は、食物連鎖や沖縄での人とイルカとの関わりのお話をしました。陸上の生物も、海の生物もお互い支え合って生きています。子ども達には、様々な生物も私達人と繋がっていることを知ってもらいました。

その他

 イルカ達が暮らす海には、他にも様々な生き物が暮らしています。陸上に暮らす生き物と海の関係を考えてみると、遠いように感じるかもしれません。しかし、陸上で暮らす私達の生活は海と深く関わっており、お互いに支えあう関係を保っています。その中で、波が高い日や風が強い日には、残念なことに海に人の捨てたゴミが流れてくることがあります。それらのゴミを海に暮らすイルカや魚だけでなく、鳥も間違って食べてしまい、消化ができず病気になってしまうこともあります。そこで今回は子ども達に、実際にイルカのお腹から出てきたゴミの写真を紹介しました。「見たことあるゴミだ!」や「僕達もゴミは食べれないよ」と海の生き物の現状を考える意見が飛び交いました。海の生き物の暮らしは、私達の生活とも深く関わっていることを伝え、環境について更に深く考えてもらうことができました。

エコまる
OMRCこどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名OMRCこどもエコクラブ
  • 所在地沖縄県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

沖縄県内の小学生を対象に活動しています。
今年度は、『サンゴを守る草って、どんな草?』をテーマに、赤土流出の防止に活用されている植物を通して、サンゴを守る活動を行っていく予定です。

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