活動レポート

活動レポート

神戸市アカミミガメ防除活動2 しかけの設置と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年06月07日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

学校が終わってから、神戸市に貸してもらったアカミミガメ用のしかけ3つを中学生のNRくんに教えてもらいながらブルーギルの冷凍などのえさを入れて設置しました。NRくんがしかけが流されないように川岸の木にロープで固定してくれました。そのあと調査をしました。

参加者のようす

明石川中流調査は45分間で、オオクチバスの幼魚3匹、ナマズの幼魚2匹、ドジョウの成魚1匹、アカミミガメの幼体~成体2匹、スッポンの未成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約100匹、スジエビの未成体~成体7匹、モクズガニの幼体1匹、コオイムシの幼虫~成虫5匹、ハグロトンボの幼虫8匹、アオモンイトトンボの幼虫2匹がとれました。オオクチバスの幼魚は駆除をして飼っている魚のえさに持って帰り、アカミミガメも防除活動のバケツに入れて持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

アカミミガメのしかけのあとで調査がしたくて、しかけが早く終わらせられるようにがんばりました。しかけの近くの初めての場所で調査をして、オオクチバスの幼魚やアカミミガメやスッポンなどがとれました。ここにもコオイムシの小さな幼虫や成虫がいました。

その他

報告担当:YA(小5)

〈「神戸市アカミミガメ防除活動1 淡水ガメの講習」のレポートのメッセージのつづきです〉
明石川中流調査では、オオクチバスの幼魚(ようぎょ)やアカミミガメ、スッポンなど、さまざまな貴重(きちょう)な生物たちが捕獲(ほかく)できたようですね。調査(ちょうさ)を通じて、生物多様性(せいぶつたようせい)や生態系(せいたいけい)のつながりを体感したことでしょう。自然への関心を深め、大切に守っていく意識(いしき)が育まれたと思います。
しかけの引き上げと再投入(さいとうにゅう)では、雨の中で作業に取り組んだすがたが印象的(いんしょうてき)です。しかけの中からさまざまな生物をみつけたことは、活動の成果としてよろこびを感じたことでしょう。自分たちの手で生きものを保護(ほご)し、防除(ぼうじょ)活動に貢献(こうけん)する姿勢(しせい)はりっぱです!
しかけ回収(かいしゅう)では、クサガメの成体がみつかったようですね。ニホンイシガメの生息地との調整を考え、適切(てきせつ)にリリースしたことはすばらしいです!
〈「神戸市アカミミガメ防除活動3 仕掛けの引き上げと再投入」のレポートのメッセージにつづきます〉
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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