活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年06月04日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

平野大池の2ヶ所の用水路で1時間30分調査をして、シマヒレヨシノボリの幼魚27匹、オイカワの幼魚~未成魚6匹、ギンブナの未成魚2匹、ゲンゴロウブナの成魚1匹、タモロコの成魚1匹、モツゴの未成魚1匹、コイの幼魚1匹、ドジョウの未成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約200匹、アメリカザリガニの幼体~成体59匹、テナガエビの幼体~未成体約30匹、スジエビの未成体~成体約20匹、ウチワヤンマの成虫1匹、ハグロトンボの幼虫1匹がとれました。

参加者のようす

ゲンゴロウブナは体の傷に水カビがたくさんついて弱っていたので、メンバーがすぐにリリースしていました。アメリカザリガニは幼体~未成体は学校で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギのえさに持って帰り、成体はアクアリウムの畑の肥料に持って帰りました。みんな楽しそうに調査をがんばっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

テナガエビがたくさんとれて、アメリカザリガニもヌマエビみたいに小さなザリガニから赤くてつめの大きな特大のザリガニまで、成長段階の違うたくさんのアメリカザリガニがとれました。シマヒレヨシノボリの幼魚もたくさんとれてかわいかったです。YAさんとOYさんとMAさんはとれたのに私はとれなくて残念でした。

その他

報告担当:WY(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートの報告をありがとう!
平野大池の2ヶ所の用水路で、たくさんの魚介類(ぎょかいるい)が確認できたんですね。
ゲンゴロウブナは体の傷(きず)に水カビがたくさんついて、弱っていたのですね。弱っていることに気づいてすぐにリリースしてあげるなんて、よく観察している証拠(しょうこ)ですね。活動レポートの写真をみると、用水路に水の流れはしっかりありそうなので、水カビ症状(しょうじょう)が出ているということは、水自体に栄養分が多く(富栄養化(ふえいようか)といいます)、ややよごれているのかもしれないですね。
成長段階のちがうたくさんのアメリカザリガニが採(と)れていることもよく観察していますね。シマヒレヨシノボリの幼魚(ようぎょ)が採れたりしていることからも、季節とか、場所の特徴(とくちょう)が見えてきますので、そういったことを考えながら調査を楽しんでください。魚介類は採れる日、採れる場所もまちまちですから、お友達が採ったものもふくめてみて楽しんでください。次はきっと採れますよ!また、活動レポートの報告をまっています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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