活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年03月30日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で2時間30分調査をしました。オイカワの幼魚~未成魚約50匹、ミナミメダカの成魚約30匹、タモロコの成魚5匹、カワヨシノボリの成魚3匹、ギギの未成魚2匹、コウライモロコの成魚1匹、カマツカの成魚1匹、スッポンの成体1匹、アカミミガメの未成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約200匹、スジエビの成体約20匹、ヒラテテナガエビの未成体5匹、テナガエビの未成体1匹、アメリカザリガニの幼体2匹、モクズガニの幼体~未成体7匹、ギンヤンマの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫約10匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約15匹、キイロヒラタガムシの成虫2匹、アワツヤドロムシの成虫2匹、イブシアシナガドロムシの成虫1匹、ガガンボ属の1種の幼虫4匹がとれました。

参加者のようす

アカミミガメはアクアリウムの畑の肥料にするために、アメリカザリガニは学校で飼っているニホンウナギのえさに持って帰りました。みんなとてもがんばっていて、桜えんていではきれいな桜がたくさん見られてよかったです。いろんな生き物がたくさんとれてよかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

水辺にクサガメの死体が2匹あって、よく見ると中身が食べられて無かったです。アライグマの被害と知って、アライグマが畑の作物を荒らすことは知っていたけど、カメをおそって食べることは知らなかったのでおどろきました。明石川にはアライグマの足跡がたくさんあります。

その他

報告担当:KN(小4)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
今回はサクラが舞(ま)う中での活動だったのですね。アライグマの食痕(しょっこん)があったとあり、その点がとても心配ですが、やはり明石川の生態(せいたい)はすごいですね。みなさんの努力がすばらしいことはもちろんですが、水環境が良いことや、外来種が侵入(しんにゅう)しにくい環境ということもあるのでしょうか?とにかくすばらしいですね!
これからもがんばって川の環境を守ってください。50年後も今の状態が保たれれば「奇跡」だと思います。環境保全の取り組みは、今の状態(じょうたい)を守るだけでなく、今から20年前の環境を取りもどし、さらにもっと前の状態を取りもどすことを目標にできればと思います。ガンバレ!また報告をしてくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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