活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年03月29日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

伊川から合流点を越えて明石川下流まで3時間調査をしました。ミナミメダカの成魚約40匹、ヒメダカ(改良品種)の成魚1匹、オイカワの幼魚約20匹、ヒナハゼの成魚約15匹、ボラの幼魚約10匹、ニホンウナギの幼魚~成魚9匹、ゴクラクハゼの幼魚~成魚4匹、チチブの成魚3匹、ウロハゼの成魚1匹、カワアナゴの幼魚1匹、スズキの幼魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、ウシガエルの幼生6匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約200匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約250匹、テナガエビの幼体~成体約30匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体約30匹、ミナミテナガエビの幼体~成体6匹、モクズガニの幼体~成体約25匹、オオヒライソガニ属の幼体3匹、タカノケフサイソガニの成体1匹、シオカラトンボの幼虫8匹、キイロサナエの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫~蛹約10匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約30匹、サホコカゲロウの幼虫2匹、キイロヒラタガムシの成虫2匹、イブシアシナガドロムシの成虫約10匹、ガガンボ属の1種の幼虫2匹が捕れました。

参加者のようす

ブルーギルとウシガエルとアカミミガメはアクアリウムのナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、ヒメダカはメンバーが飼育用に持ち帰りました。こどもエコクラブの全国事務局の方が取材に来てくださると聞いて緊張しましたが、話をしてみると気さくでいい人で、とても話しやすかったです。ウロハゼやチチブやニホンウナギが捕れて、僕はウロハゼを持って帰って素揚げにして塩だけの味つけで食べたら美味しくて、キスよりも美味しくて驚きました。

感想・気づいたこと・考えたこと

いつものメンバーで、いつもの調査の様子を見てもらえたので良かったです。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
伊川の自然もすばらしいですね。大切にすることも大事ですが、ゆるされる範囲で採れた魚をいただくことも大切だと思います。むかしの人は川の魚を保全や保護などしていませんでした。魚や生き物が減り始めたことから保護を始めたのですが、みなさんがときどきご馳走(ちそう)として食べるぐらいでは減ったり絶滅はしません。減ったり絶滅するのには何かほかの原因があることが多いので、その原因をなくすことが一番大切かもしれませんね。みなさんが今回おいしく食べたウロハゼをはじめ、たくさんの人が川でたくさんの魚をとり、食べられるような環境を取りもどしたいですね。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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