活動レポート

活動レポート

明石川源流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年03月21日

実施場所:

神戸市 明石川源流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川の源流の1つで調査をしました。2時間30分で、カワムツの幼魚~未成魚約10匹、カワヨシノボリの幼魚~未成魚約5匹、サワガニの幼体~成体約15匹、アメリカザリガニの未成体3匹、コオニヤンマの幼虫3匹、ヤマサナエの幼虫5匹、オジロサナエの幼虫5匹、コヤマトンボの幼虫3匹、アサヒナカワトンボの幼虫3匹、ヘビトンボの幼虫1匹、フタツメカワゲラ属の1種の幼虫約20匹、オナシカワゲラ属モンオナシカワゲラ種群の幼虫約10匹、コガタシマトビケラの幼虫3匹、ヒロアタマナガレトビケラの幼虫約5匹、カクツツトビケラ属の1種の幼虫1匹、トウヨウグマガトビケラの幼虫約5匹、コバントビケラの幼虫5匹、モンカゲロウの幼虫約40匹、フタスジモンカゲロウの幼虫約10匹、チラカゲロウの幼虫2匹、クロタニガワカゲロウの幼虫約30匹、シロタニガワカゲロウの幼虫2匹、ヒメフタオカゲロウ属の1種の幼虫約10匹、オオトゲエラカゲロウの幼虫1匹、ヨシノコカゲロウの幼虫1匹、チビマルヒゲナガハナノミの幼虫約10匹、ガガンボ属の1種の幼虫約10匹が捕れました。アメリカザリガニは、玉津第一小学校の水槽で飼育展示しているオオクチバスとニホンウナギの餌に持ち帰りました。

参加者のようす

みんな静かに調査が出来ていて、いいなと思いました。この子たちなら他の川に行ってもちゃんと調査をしてくれると思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

珍しいオオトゲエラカゲロウなどが捕れて良かったです。オオトゲエラカゲロウは、兵庫県要注目種で神戸市絶滅危惧Bランクです。源流はいつも調査をしている中流に比べて水が冷たく空気がきれいだと感じました。魚類は少なかったですが、中流では見られない水生昆虫がたくさん見られて勉強になりました。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
上流域の調査楽しそうですね。環境が変わると生き物の種類も変わります。反対に言えばこの生き物がいるのはこんな環境なのだとも言えます。上流部は水がきれいになり水温も低くなります。それに対応した水生昆虫や生き物が見られます。水がきれいすぎると多くの生きものは暮らせません。
少し水の汚れた(水中に有機物が)多い方が多くの生き物が暮らせます。むかしのことわざに「水清ければ魚住まず」と言われます。適度(てきど)に汚れた水が生き物には大切なのですね。また報告してくださいね^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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