活動レポート

活動レポート

福知川源流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年03月12日

実施場所:

神戸市 明石川支川福知川源流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

里山にある明石川支流の福知川の源流の1つで調査をしました。1時間30分で、シマヒレヨシノボリの成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約180匹、アメリカザリガニの幼体~未成体10匹、スジエビの成体2匹、オニヤンマの幼虫7匹、キイロサナエの幼虫11匹、オジロサナエの幼虫1匹、ヤマトクロスジヘビトンボの幼虫1匹、ゲンジボタルの幼虫1匹、シマアメンボの成虫1匹、ブユの1種の幼虫約10匹、ミズアブ科の幼虫4匹、オナシカワゲラ属の1種の幼虫約30匹、フサオナシカワゲラ属の1種(モンオナシカワゲラ種群)の幼虫約20匹、コガタシマトビケラの幼虫約30匹、トウヨウグマガトビケラの幼虫3匹、タテヒゲナガトビケラ属の幼虫5匹、カクツツトビケラ属の幼虫2匹、シロハラコカゲロウの幼虫約30匹、ヨシノコカゲロウの幼虫約15匹、ヒメマルヒラタドロムシの幼虫2匹、ガガンボ属の1種の幼虫6匹が捕れました。珍しいカワモズクも生えていて、恐らくチャイロカワモズクだそうです。アメリカザリガニは玉津第一小学校の水槽で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギの餌に持ち帰りました。

参加者のようす

水生昆虫にはあまり興味がありませんでしたが、源流調査に参加して色々な種類の水生昆虫がたくさん捕れ、また希少種のカワモズクも見られて良かったです。小学生メンバーたちも慣れない源流での調査を頑張っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

全員で里山の源流に自転車で来ました。今日は暖かくルリタテハも飛び里山の春の息吹を感じました。

その他

報告担当:KR(高2サポーター)

「玉一アクアリウム」の皆さん、いつも活動レポートを送ってくれてありがとう。
今回のレポートは「福知川源流調査」ですね。
自転車で一走りで行ける場所に素晴らしい調査地点があるのですね。うらやましいです。今回もサポーターの方々のご指導のもと、水生昆虫をはじめ、ずいぶんたくさんの生きものの観察をすることができましたね。観察できた生きものの種類も個体数もすごいです。めずらしいカワモズクも観察することができてよかったですね。
拡大して細胞を観ることができたのかな。カワモズクは兵庫県をはじめ、関西地方に残っているのでしょうか。
絶滅しないようにしっかり見張っていてほしいです。小学生の仲間も源流調査に参加して、貴重な体験ができてよかったですね。
これからも先輩たちに負けないように環境をよくする活動に参加してほしいです。
みなさんからの次のレポートを楽しみに待っていますよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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