二ツ池こどもエコクラブ (神奈川県)
・19日は2月の定例活動。二ツ池周辺のゴミ拾い、水質調査、生き物調査を行った。高校生が発起した湿地改善のための準備と話し合いを行った。午後はのびのび広場へ移動、ビオトープの生き物調査と植物の同定を行った。
・26日は高校生が中心となり、湿地周辺のゴミ拾いや木々に巻きついたツル植物の除去、湿地改善の試みを行った。
・19日は二ヶ月ぶりの定例活動となりました。朝から春一番が吹き、陸上のみならず水中にも春の便りが届いたのではないでしょうか。今年初のミシシッピアカミミガメ(爪が長いのでオス)、ヤゴ、ウシガエル、ミズムシ、ザリガニなどが見つかりました。陸にはあちらこちらフキノトウがみずみずしい黄緑色をみせ、参加者が摘んで帰る姿がありました。トゲヒシバッタやナナホシテントウも姿を見せてくれ、昆虫を待ちわびていた参加者達に歓迎されていました。
・26日は粗大ゴミの除去や草の除去、土運びなど大変な力仕事でしたが、スムーズに進み、高校生達が綿密に検討を重ねてきたのだと思いました。若い力で希望のタネが蒔かれています!
両日ともゴミの多さが気になりました。特に26日は普段入らない場所へ行ったため、粗大ゴミが数多く発掘されました。そんなゴミの間にいた生き物のお話を二つしたいと思います。
ヨシ原から出てきたポリタンク、中には立派なサイズのザリガニがいました。二つ池ではアメリカザリガニのみ駆除の対象としているため、タンクもザリガニも、、回収となりました。
もう一つは、水際の陸地に捨てられていたプラスチックのトレーです。捨てようと持ち上げてみると、、ゴミと泥の間に冬眠中のウシガエルが2匹いました。
これについて高校生が、「小さな生き物が人のゴミを住処として人と共存していた。たくましさを感じると共に、ゴミではなく、水草など自然の隠れ家が増えるように努めていきたい。」と述べていました。
二ツ池こどもエコクラブ(神奈川県)
二ツ池こどもエコクラブ(神奈川県)
二ツ池こどもエコクラブ(神奈川県)
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