活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年12月17日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

田中川用水路で1時間30分調査をして、ミナミメダカの未成魚~成魚約1000匹、タイリクバラタナゴの幼魚~成魚約100匹、モツゴの幼魚~成魚約50匹、タモロコの未成魚~成魚約30匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約100匹、スジエビの成体2匹、アメリカザリガニの幼体~未成体約20匹、シオカラトンボの幼虫2匹がとれました。マツカサガイの貝殻が何個もありました。

参加者のようす

タイリクバラタナゴとアメリカザリガニは、それぞれメンバーたちが家で飼っている水生生物や肉食魚の餌に、学校で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギの餌に持って帰りました。アカミミガメは、アクアリウムの畑の肥料に持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ミナミメダカやタイリクバラタナゴやモツゴなど、とてもたくさんとれました。田中川用水路の底はヘドロで甘く見ていて足をとられてこけて腕がぬれてしまいました。この前にアクアリウムが川の土手で掘ったキクイモのキクイモチップスを食べて、とてもおいしかったです。

その他

報告担当:TA(小5)

「玉一アクアリウム」のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう。
今回のレポートは「田中川用水路調査」についてですね。毎回くわしく調査結果を発表してくれるので、季節による環境のうつり変わりがよくわかります。こんど年間の調査結果をまとめて表とかグラフにできないかな。一年間の変化が一目でわかる工夫をしてみるとおもしろいと思いますよ。
調査の方法は、みなさん胴長(どうなが)を着て、水に入ってたもあみで採集(さいしゅう)するのですね。採集した生きものたちは、いったん水そうに集めて、それからカウントするのかな。在来種(ざいらいしゅ)は元にもどし、外来種は持ち帰って肉食魚のえさにしたり、畑の肥料にするのですね。
こういうことができるのはみなさんたちが関係するところの許可を取っているからですね。だれでもできることではないから貴重な体験ですね。みなさんがいろいろな環境を守る活動をしているおかげで、田中川用水路の環境はどんどんよい方向へシフトしていますね。みなさんの活動が環境にプラスになっているということです。
みなさんのさらなる活動を期待していますよ。次のレポートも楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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