玉一アクアリウム (兵庫県)
干潮の明石川下流で2時間調査をして、キチヌの幼魚約100匹、ミナミメダカの未成魚~成魚約40匹、ヒナハゼの幼魚~成魚10匹、シマイサキの幼魚7匹、アベハゼの幼魚~未成魚6匹、ニホンウナギの幼魚~未成魚3匹、チチブの未成魚2匹、ギンブナの成魚1匹、ボラの未成魚1匹、タイワンドジョウの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、イセゴイのレプトケファルス幼生1匹、ウシガエルの成体1匹、クサガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約50匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約50匹、ヨシエビの未成体12匹、テナガエビの未成体~成体4匹、クロベンケイガニの未成体4匹、モクズガニの幼体~成体4匹、オオヒライソガニ属の幼体2匹、種名不明のカニのメガロパ幼生1匹、ハグロトンボの幼虫約30匹、ギンヤンマの幼虫5匹、タイワンウチワヤンマの幼虫1匹、ハイイロチビミズムシの成虫約40匹が取れました。ブルーギルはナーセリーの畑の肥料に、ウシガエルは食べるために駆除をして持ち帰ります。
今回の調査では年長のメンバーが参加していて、大きなギンブナや、動きの速いボラなどを網で捕獲していて、それを幼年のメンバーが羨ましがっているのが印象的でした。また、イセゴイのレプトケファルス幼生を捕獲した時に他のメンバーも捕獲を試みて何回も同じ場所で調査を行なっている姿から、彼らの本気度が伺えました。
高校生サポーターがオオヒライソガニ属の幼体2匹を捕獲していたようで、これで明石川で3例目と4例目だと教えてもらいました。その瞬間に立ち会えてよかったです。また今回はキチヌの幼魚が多く取れ、これもキチヌの幼魚だろうと思っていたものがブルーギルだったのでとても驚きました。捕獲したウシガエルの成体は持ち帰って食べるそうなので、こういうところがアクアリウムだなーと感じました。また私の知らない生物を子供たちに沢山教えてもらえたので、本当に良い勉強になりました。毎回子供たちの知識には驚かされています。これからも子供たちを見守りながら自分も成長していきたいと思います。
報告担当:NM(大学生サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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