玉一アクアリウム (兵庫県)
夏休み中に玉一アクアリウムの明石川オリジナル図鑑の原本が完成したので神戸市環境局自然環境課に訪問し、図鑑を預けました。神戸市の方が作成した図鑑をとても褒めて下さったので私は今年度の図鑑作成活動には活動中に学校があって参加出来ませんでしたが、自分のことのように嬉しかったです。住吉川調査では河口のポイントに着くと丁度潮が引いていたので、昼食をまだ食べていませんでしたが食べるのを後にして調査を待ち切れずに先に調査を開始しました。
昼食を途中で食べて2時間調査をして、カワムツの幼魚~未成魚約30匹、ミミズハゼの幼魚~成魚15匹、カワヨシノボリの幼魚~成魚10匹、スミウキゴリの未成魚~成魚8匹、ヒナハゼの幼魚7匹、マハゼの幼魚~成魚5匹、チチブの幼魚~成魚4匹、タカハヤの未成魚2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約30匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約30匹、スジエビモドキの未成体1匹、ケフサイソガニの未成体~成体4匹、モクズガニの未成体1匹、コシボソヤンマの幼虫1匹、オジロサナエの幼虫1匹、ハグロトンボの成虫1匹がとれました。ヒナハゼは住吉川では初捕獲です。
調査では明石川ではほとんど見ることのできない鮎の群れや、ミミズハゼやスミウキゴリなどといった珍しい生き物なども観察することができて良かったです。河口からすぐ近くの中流で、他の川では上流に住むタカハヤやカワムツなどが普段汽水域に住むスミウキゴリと同じ場所に生息していて驚きました。住吉川は川の長さが短い上に川の規模も小さいので上から流されてきたり、下から遡ってきたりして上流の生き物と下流の生き物が共存しているのだと思いました。
報告担当:NA(高3サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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玉一アクアリウム(兵庫県)
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