活動レポート

活動レポート

4年生明石川探検の下見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年05月10日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

もうすぐ玉津第一小学校4年生の明石川探検があるので、学校が終わってから小学生メンバーたちや4年生の先生方と明石川探検の下見をしました。先生方の見ている前で2日前に作った小さなバーブ工(こう)の石を小学生メンバーがめくると神戸市絶滅危惧Bランクのヒラテテナガエビがいきなり捕れて先生方もおどろいていました。

参加者のようす

調査は30分位しかできなかったけど、オイカワの成魚1匹、カワヨシノボリの成魚1匹、アカミミガメの成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体60匹、スジエビの未成体~成体3匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、ヒメガムシの成虫2匹、マメガムシの成虫1匹、コシボソヤンマの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫14匹が捕れました。先生方が一緒に来られてメンバーたちは緊張していましたが、いつも通りしっかりと頑張っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

2日前の日曜日の調査の終わりに作った簡単なバーブ工(こう)に、もうヒラテテナガエビが住み着いていておどろきました。ヒラテテナガエビや他の水生生物のためにも、もっとバーブ工(こう)を作って活用したいと思いました。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、レポートありがとうございます。
あいかわらずたくさんの生き物を見つけることができましたね。みなさんの調査結果を見ると、明石川は生き物の豊かな川のように思えます。みなさんがずっと活動を続けてきた効果も出ているのでしょう。それでも「明石川は本当に生き物が豊かな川だ」といえるようになるには、まだ課題があるのかな。もしあるとしたら、どのような課題なのでしょう。みなさんはどう思いますか。
今回の活動では、川への仕掛けやバーブ工(こう)の効果をみることができましたね。とくにバーブ工(こう)にさっそくヒラテテナガエビがいたのは嬉しいですね。生き物たちは少しでも自分たちが生活しやすい環境を求めているのでしょう。川の流れをすこし変えるだけで、生き物にとって住みやすい環境づくりができることがわかりました。すばらしい発見だと思います。
いつの活動でも、メンバーが協力しあって楽しく活動していることに感心します。ナマズのことを教えてくれたおじさんも、みなさんががんばって活動しているのを見て、なにか応援したいと思ったのではないでしょうか。
これからも元気に仲良く活動を続けていってください。レポートも楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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