活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年04月04日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流の井堰(桜堰堤)の迂回型魚道から田中川合流点を越えてもっと上流まで1時間30分調査をして、オイカワの幼魚約30匹、ミナミメダカの成魚2匹、ゴクラクハゼの幼魚1匹、ニホンアマガエルの成体2匹、クサガメの未成体3匹、アカミミガメの未成体1匹、アオダイショウの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約40匹、スジエビの未成体~成体11匹、アメリカザリガニの幼体2匹、ヒラテテナガエビの幼体1匹、モクズガニの幼体5匹、シオカラトンボの幼虫1匹、コシボソヤンマの幼虫1匹、キリウジガガンボの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹がとれました。アメリカザリガニは家で飼っている魚の餌に、アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

井堰(桜堰堤)の桜がとてもきれいだったので、調査をしながら桜も楽しみました。みんな調査を一生懸命頑張っていました。この場所の桜は地元の人しか知らない穴場なので、アクアリウムの貸切状態でした。大きなアオダイショウもとれたので、ヒンヤリした感触を楽しんだり、手にとって写真を撮っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

冬の寒い時期にとれなかったヒラテテナガエビが今日とれました。この前の僕たちの調査でもヒラテテナガエビがとれたので、暖地系のヒラテテナガエビは暖かくなったからとれるようになったのかなと思いました。

その他

報告担当:NR(中2)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
桜堰堤の桜を楽しみながらの活動の様子が写真から伝わってきました。きれいな景色ですね。知る人ぞ知る穴場の桜をながめながら、晴れやかに豊かにひろがっていくみなさんの気持ちがよくわかりました。春になって生き生きと動き出す生き物たちにもつながっていると感じます。みなさんもワクワクしながら、もっといろいろな水生昆虫(すいせいこんちゅう)や魚がいるかもしれないと調査をしたのではないかと思います。
ヒラテテナガエビがとれたことから、きっと気温や水温に関係があるかもしれないと予想できることはすばらしいです。連続して調査を続けているからこそですね^^
長い期間の調査をつづけて結果をまとめることで、ヒラテテナガエビと気温・水温の関係を読みとくヒントをさぐることができるかもしれません。季節と川の変化にも注目してみてください。野外活動には良い季節ですが、安全第一に無理なく楽しく活動を続けてくださいね。報告を楽しみにしています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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