活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年03月27日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

平野大池用水路で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚~未成魚9匹、タモロコの未成魚~成魚5匹、ミナミメダカの成魚4匹、ギンブナの未成魚2匹、ゲンゴロウブナの未成魚1匹、ヌマガエルの成体2匹、ニホンアマガエルの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約150匹、スジエビの未成体~成体約40匹、アメリカザリガニの幼体~成体約20匹、ギンヤンマの幼虫2匹、ハグロトンボの幼虫1匹がとれました。アメリカザリガニはメンバーたちがそれぞれ飼っている水生生物の餌に持ち帰り、ゲンゴロウブナはナーセリーの肥料に持ち帰りました。そのあと余力のあるメンバー2人と近くの明石川中流で調査を1時間して、オイカワやカマツカの他に、チュウガタスジシマドジョウの幼魚~未成魚7匹、ギギの幼魚~未成魚5匹、シオカラトンボの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫8匹、イブシアシナガドロムシの成虫1匹などがとれました。

参加者のようす

真剣に調査をしていました。とれたギンブナとゲンゴロウブナをよく観察して見分け方も教わりました。また、在来種に悪影響を与えるアメリカザリガニも見つけ次第、とって駆除していました。環境を守ろうとする気持ちの表れだと思います。

感想・気づいたこと・考えたこと

僕は久しぶりの調査でしたが、調査開始早々タモロコやギンブナなどをとることができました。また、産卵間近の大きなタモロコをとることができ、命が繋がっていると実感できました。明石川の調査では、一掬いでスジエビを36匹とることができました。そのエビたちはかき揚げにして頂きました。初めて食べましたがとても美味しく、明石川の恵みを噛み締めることができました。その豊かさを守るために今後も調査を続けていきたいです。

その他

報告担当:KR(高1サポーター)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは、報告ありがとう!
みんなは平野大池用水路で調査を行ったのですね。いつもながらすばらしい成果ですね。
余力のあるメンバーは近くの明石川中流でも調査をしたとのこと、熱心だなー。駆除(くじょ)しなければならないものが見つからなかったのは、長年真剣に調査活動を続けてきた成果の表れだね。KRさんは久しぶりの調査でも腕前を示したのは、さすがみなさんの先輩ですね^^
また産卵間近の大きなタモロコを見て命がつながっていると実感できるみなさんがすばらしいです。
エビのから揚げもおいしそうですね。おいしい食べ物は人の心を動かしますね。これからも川の豊かさを守る活動をつづけてください。次のレポートを楽しみに待ってます^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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