活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年02月26日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流の下流部で調査をしました。本当は明石川下流で調査をする予定だったけど河川工事で立入禁止で、調査を決めた場所もすぐ近くで工事をしていて、今、明石川の多くの場所で工事をしていて川の風景が大きく変わっています。

参加者のようす

今日来た場所は2年ぶりに来る場所で、1時間30分の調査で、オイカワの幼魚約120匹、カマツカの幼魚~未成魚12匹、コイの成魚1匹、クサガメの未成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体34匹、ヨコエビの成体1匹、モクズガニの幼体1匹、シオカラトンボの幼虫1匹がとれました。コイの成魚1匹は、ナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。コイの成魚が多くて、コイがたくさんいるからなのか、工事のためなのか、時期的なものなのかわからないけど、水生生物が思っていたよりも少なかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

コイの成魚が10数匹いる中で、1匹でも駆除できて良かったです。命を無駄にしないように有効に利用します。メンバーたちも、水生生物があまりいない中で、探してとろうととても頑張っていました。僕たちが作った棚田のお米と1月15日の調査で在来種のオイカワとカマツカが増えていたので15日の調査の後に少しとって作った佃煮で作ったおにぎりをそれぞれ家に帰って試食をしました。山椒が効いていて美味しく、オイカワとカマツカは甘辛く、とても美味しかったです。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告者NRさんへ
寒い中、調査ポイントを探し求めながらの活動、おつかれさまでした。
大きなコイが捕れましたね。大雨などで逃げ出した養殖コイが繁殖したのか、誰かが放流したコイが繁殖したのか分かりませんが、ひとたび生態系が乱れ始めると、だんだんとそのスピードが増していき、それにつれて、元に戻すことはどんどんむずかしくなっていきます。みなさんの地道な活動は、「スピード」を抑えることにおおいに役立っていると思います。
明石川に住む生きものの変化と同じように川の風景も変わっていきます。生きもの調査のときに、川の風景も写真に撮って記録していくと良いですね。
オイカワとカマツカの佃煮がおいしかったとのこと。みなさんの地域でも、一昔前には「地産地消」の佃煮をいただいていたのでしょうね。地産地消の美味しい佃煮が、より多くの人が味わえるようになることを祈っています。つぎのレポートも楽しみにしています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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