ぶらぶらあぶらクラブ (福岡県)
9月のクラブ活動は油山市民の森が閉園の為中止。その代わり、最小人数で福岡市西区の今津干潟まで観察へ出かけました。
この今津干潟には、何億年も前から形がかわらないことから「生きた化石」といわれているカブトガニの産卵地です。 産卵は7月~8月の大潮の時で、卵から孵るのは9月頃という事を調べていきました。
事前に干潮と満潮について調べ、この日の干潮の時刻14:30に合わせて干潟に向かった。
干潟は砂地は歩きやすいが、泥地は足が沈んで抜けなくなる!
メンバーも、通りすがりの車が停まって堤防から「大丈夫ですか⁈」と心配されるほど、長靴がすっぽり泥にはまり、父と一緒にもがいて大変な目に遭っていた。
また、巻貝がどこを歩いても踏んでしまうくらい一面にいて、ごめんねごめんね、、、と言いながら、そっと歩いていた。砂地の方には、カニがたくさんいて、近づくと一斉にワ~っと走って岩の下に逃げ込み、スピードが速すぎて追いつかなかった。
広い干潟を歩き回って探したが、目的のカブトガニを見つける事はできなかった。しかし、初めての干潟を楽しく観察することができた。
いつもは山の植物を観察する事が多いので、海の生きものの種類を調べるのがとても大変だった。特にカニの種類を判別するのはとても難しく、一度詳しい先生に教えてもらいたいと思った。来年は干潟の観察会があるかどうか調べて参加したい。
★観察できた生きもの★
トビハゼの稚魚
ウミニナ
ヤマオサガニ
クロベンケイガニ
ぶらぶらあぶらクラブ(福岡県)
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