活動レポート

活動レポート

明石川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年01月09日

実施場所:

神戸市 明石川用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川につながる水路で2時間調査をしました。オイカワの幼魚~未成魚約50匹、カマツカの幼魚3匹、ミナミメダカの成魚2匹、コイの成魚1匹、ゲンゴロウブナの幼魚1匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、アカミミガメの成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約60匹、モクズガニの幼体1匹、シオカラトンボの幼虫5匹、イシガイの幼貝~成貝567匹、マシジミの幼貝~成貝377匹、マルタニシの未成貝1匹がとれました。コイとゲンゴロウブナとアカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。

参加者のようす

今日調査に来た水路は深くて小学生メンバーは入るのが少し危ないので、イシガイなどの貝類をとる時は陸から網を伸ばして頑張っていましたが、あまりとれていなかったので、水路の中にいる人が網で砂をすくってあげて陸にいる人達に貝や砂が入った網を渡して、水路が深過ぎて入れない人たちも何か出来るようにみんなで協力しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

前回この場所の調査では、イシガイが200匹を超えることは無かったですが、今回の調査で500匹以上のイシガイの幼貝~成貝を確認することが出来たので良かったです。今回とれたイシガイの大半が幼貝だったので、去年調査した後から確実に増えているのを実感出来ました。今回の調査でコイの成魚やゲンゴロウブナの幼魚を駆除出来たので、これらの魚が貝を食べているのかは分かりませんが、イシガイのためにも捕まえることができて良かったです。

その他

報告担当:NA(高2サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、あけましておめでとうございます。
イシガイの稚貝(ちがい)がふえましたね。この原因(げんいん)は何なのか気になりますね。
自然はネットワークのように複雑(ふくざつ)につながっています、どこかが変化すると思いがけないところに変化が起きて、関連があったことに気づきます。定期的な調査やデーターの積みかさねが原因(げんいん)の解明(かいめい)につながります。原因が分かれば対策(たいさく)ができます。これからも調査やデータの蓄積(ちくせき)をしてください。蓄積したデータの解析(かいせき)などもぜひ行ってください。また報告してくださいね^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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