玉一アクアリウム (兵庫県)
一昨日、田中川用水路調査でとれた二枚貝の生体や明石川水系の二枚貝の標本を持って、神戸市環境局環境都市課を訪問しました。一昨日とった二枚貝の生体については生物多様性担当の方が写真を撮り確認した上で返却されたので、元の田中川用水路にリリースします。1時間程、情報交換をした後、近くの生田川に調査に行きました。1時間で、カワヨシノボリの未成魚~成魚7匹、ゴクラクハゼの成魚2匹、オイカワの未成魚3匹、モクズガニの幼体~未成体3匹、ガガンボ類の幼虫8匹、タイリククロスジヘビトンボの幼虫1匹、フタツメカワゲラ属の1種の幼虫3匹、シロハラコカゲロウの幼虫約10匹がとれ、リリースしました。
神戸市環境都市課の訪問では明石川水系に生息する二枚貝の標本を提供したり、ヒナハゼについて相談を受けたりしました。真剣に話し合えて有意義な時間を過ごせたので良かったです。生田川調査では普段活動している明石川とは違う環境で、とてもワクワクしました。
生田川調査ではコンクリートで護岸されていて、ガサガサ出来る茂みはありませんでしたが、護岸の割れ目に溜まった砂や落ち葉をすくうとカゲロウやカワゲラの類がとれたり、たまに転がっている大きな石をひっくり返すとカワヨシノボリや大きなゴクラクハゼがとれたので楽しかったです。神戸の都会の中を流れる川ですが、水が綺麗でカゲロウやカワゲラの仲間を確認出来たので、生田川の源流からの川の短さなどが関係しているのかなと思いました。
報告担当:NA(高2サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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