活動レポート

活動レポート

キクイモほりと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年12月25日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で外来種のキクイモのイモほりを1時間したあと、調査を1時間しました。オイカワの幼魚~成魚約110匹、ミナミメダカの成魚11匹、カマツカの幼魚6匹、モツゴの幼魚~成魚3匹、ドジョウの幼魚2匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、ゲンゴロウブナの幼魚1匹、アカミミガメの成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約350匹、スジエビの成体8匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、ミナミテナガエビの未成体1匹、テナガエビの未成体1匹、モクズガニの幼体3匹、シオカラトンボの幼虫2匹、キリウジガガンボの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫7匹がとれました。アカミミガメと国内外来種のゲンゴロウブナの幼魚は、ナーセリーの肥料に持って帰りました。

参加者のようす

神戸市絶滅危惧種のタコノアシを守るため、みんなキクイモほりをがんばっていました。10Lバケツに半分ぐらいたくさんとれました。キクイモチップスなどにする予定です。調査では中学生のNRさんが「前にギギがいたから」と言って魚道に入っていきました。ギギはとれなかったけど、メダカなどをたくさんとっていて、すごいと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

新しいメンバーもふえて、寒い中でもみんながんばっていました。前より少しコケや藻がふえたと感じました。

その他

報告担当:KS(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、レポートありがとう。
いつもどおり、明石川の調査と外来種駆除をがんばりましたね。寒い中おつかれさまでした。新しいメンバーも、楽しく活動ができたでしょうか。
それにしてもキクイモの生命力はすごいですね。みなさんが活動で定期的に掘(ほ)っているにも関わらず、放っておくとどんどん増えていくようです。外来種とされる生き物は、やはり生きる力が強いのでしょうね。人が外国から持ち込んだために日本では外来種となり駆除(くじょ)されてしまうのはかわいそうですが、みなさんのようにおいしく食べたり肥料(ひりょう)にしたりすることで、同じ生き物として大切に扱うのは大切なことだと思います。
これからも活動を通じて考えたこと、感じたことがあったらそれもぜひレポートしてくださいね。楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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