活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年11月14日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚~成魚約80匹、ギギの未成魚7匹、ブルーギルの幼魚3匹、ドンコの幼魚~未成魚2匹、ギンブナの成魚1匹、モツゴの成魚1匹、ヌマムツの未成魚1匹、カマツカの未成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体40匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体6匹、モクズガニの幼体~成体4匹、シロタニガワカゲロウの幼虫18匹、コガタシマトビケラの幼虫7匹、シオカラトンボの幼虫1匹がとれました。ブルーギルは駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。

参加者のようす

明石川の河原や土手には、セグロアシナガバチやオオハナアブ、外来種のアカハネオンブバッタなどが見られ、高校生サポーターのNAさんが同定してくれました。セグロアシナガバチはNAさんがつかまえてオスと同定してくれたので、前の明石川中流調査の時にオオスズメバチのオスを手で持たせてもらったように、セグロアシナガバチのオスも持つことができました。ハチの体の動きやお尻の先の形などから、ハチのオスに共通するものが少しわかってきたように思います。

感想・気づいたこと・考えたこと

みんなで調査を頑張って、外来種がとれたら駆除を続けているので数は少なくなったけど、まだ外来種はとれています。今日もブルーギルの今年生まれた幼魚が3匹とれました。神戸市絶滅危惧Bランクのギギがよくとれるようになったので、これからも頑張ります。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告者NRさんへ
外来種の数が少なくなったり、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)がよくとれるようになってきたとのこと。みなさんの活動が形(数)になってあらわれてきて、うれしいですね。これから冬に向かって水も冷たくなり、川での調査もたいへんになってきますが、温かくしてがんばってくださいね。つぎのレポートも楽しみにしています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

242 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧