活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年11月07日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

1人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川と伊川の合流点付近のところで調査をしました。約2時間で…オイカワの幼魚6匹、ミナミメダカの成魚12匹、ニホンウナギの幼魚4匹、ヒナハゼの成魚7匹、カワアナゴの幼魚2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約40匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約30匹、スジエビの成体4匹、テナガエビの幼体~成体約20匹、ヒラテテナガエビの幼体5匹、モクズガニの幼体~成体8匹、オオヒライソガニの成体1匹、ミズムシの幼体~成体6匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫3匹、チビミズムシの1種の幼虫約60匹、サホコカゲロウの幼虫3匹、ミジカオフタバコカゲロウの幼虫2匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹、イシマキガイの成体約30匹、タイワンシジミの幼体1匹がとれました。

参加者のようす

今回は1人で調査をしました。石をひっくり返したり、茂みを網でガサガサしたり、深みに溜まっていた落ち葉をすくったりして死滅回遊魚などの何か珍しい生き物がとれないか黙々と調査をしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回の調査では神戸市絶滅危惧種Bランクのカワアナゴの幼魚が確認出来たので、この場所で今年も繁殖していることを確認出来て良かったです。また、本州では珍しい南方系のカニのオオヒライソガニが茂みをガサガサしたらとれたのでビックリしました。今日の調査ではヒナハゼやカワアナゴといった茂みや落ち葉が溜まっているような所でとれるハゼは多く確認できましたが、石の下によくいるチチブやゴクラクハゼは今回とれなかったので水温の変化などによって何処かに移動しているのかなと思いました。これからも継続して調査を行いたいです。

その他

報告担当:NA(高2サポーター)

玉一アクアリウムのみなさんへ
今回も河川生き物調査おつかれさまでした。継続的に調査を続けているからこそ変化がわかる貴重なデータが取れているのだと思います。本当にすばらしいです。
今回は一人での調査ということでしたが、安全対策はしっかりとってもらえたらと思います。
不意にすべったり、着ているものがぬれるなどして、調査になれている大人でもトラブルに巻きこまれる可能があります。できるかぎり2人以上での調査を確保してもらいたいと思っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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