活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年11月03日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で2時間調査をしました。オイカワの幼魚~成魚約270匹、カマツカの幼魚~成魚38匹、ギギの幼魚~成魚22匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚1匹、コウライモロコの幼魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約800匹、スジエビの未成体~成体4匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、ハグロトンボの幼虫16匹、シオカラトンボの幼虫5匹、ギンヤンマの幼虫2匹、シロタニガワカゲロウの幼虫12匹、ミヤマタニガワカゲロウの幼虫1匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫1匹、シロハラコカゲロウの幼虫~亜成虫(恐らく)10匹、サホコカゲロウの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫約30匹、カメビル1匹がとれ、リリースしました。カゲロウやトビケラなどの昆虫類は、高校生サポーターのNAさんが同定してくれました。

参加者のようす

調査をしていたらオオスズメバチの成虫が飛んできて、高校生サポーターのNAさんがタモ網でつかまえて観察して、毒針を持たないオスだと教えてもらって、オオスズメバチを初めて手で持ちました。体も羽音も大きくて、とても迫力がありました。1ヶ月ぐらい前にこの場所で作った小さな自然再生のバーブ工(こう)は増水でも流されずに残っていて、調査のあと補強をして石組みを延長しました。水生昆虫や小魚やヒラテテナガエビなどの居場所になったらうれしいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

今年は大雨が多くて明石川が何度も増水して、オイカワの幼魚が流されて数が少ないと感じていたけど、最近はまたとても増えてきたと感じます。ヌマエビも茂みにはとてもたくさんいます。今日は神戸市絶滅危惧Bランクのギギが幼魚~成魚まで22匹もとれたけど、増えてきたのは餌が多くなったこともあるのかなと思いました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
みんなはいつものように明石川中流の調査をしたんだね。少人数だったのにとてもたくさんの生き物がとれたね。さすが玉一のメンバーだね。
今回は外来種(がいらいしゅ)がまったくいなくて在来種(ざいらいしゅ)ばかりだったね。しゅるいを見分けるのがむずかしいカゲロウやトビケラの幼虫を同行していた高校生サポーターさんに同定してもらえたのはラッキーだったね!
観察した結果の原因をいろいろ推理したり、考察することは大切だよね。みなさんはいつもいろいろと考えていて、とてもえらいと思います。
自然再生のバーブ工(こう)の補強(ほきょう)をして、石組みを延長(えんちょう)したのですね。水生昆虫や小魚やヒラテテナガエビなどの居場所になったらうれしいですね^^
調査中に毒針(どくばり)を持たないオスのオオスズメバチの観察ができたとのこと、とてもいい経験ができたね。毎週のように調査を続けていれば、NRさんたちもきっとNAさんのようになれるよ^^またレポートを送ってくださいね。楽しみに待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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