玉一アクアリウム (兵庫県)
明石川下流で合流している支流の伊川から合流点をこえて明石川下流まで調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~成魚約50匹、ミナミメダカの成魚17匹、ニホンウナギの幼魚6匹、ギギの未成魚3匹、ドジョウの成魚1匹、コウライモロコの未成魚1匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、ヒナハゼの成魚1匹、ドンコの幼魚1匹、チチブの成魚1匹、クサガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約40匹、ミゾレヌマエビの成体8匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体22匹、テナガエビの幼体~成体4匹、モクズガニの幼体~成体16匹、ケフサイソガニの未成体1匹、コオニヤンマの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫1匹、サホコカゲロウの幼虫6匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫4匹、コカゲロウ属の1種の幼虫4匹、ガロアシマトビケラの幼虫1匹、キリウジガガンボの幼虫1匹、ブユの1種の幼虫数匹、クロチビミズムシの成虫4匹、チビミズムシの1種の幼虫約200匹、ガムシの1種の幼虫1匹がとれ、リリースしました。
今回もほとんどの水生昆虫は、高校生サポーターのNAさんが同定してくれました。前回の伊川~明石川下流調査では、伊川に架かる橋脚の根元の河原の土砂がえぐられた流れのない場所では、特定外来生物のブルーギルの幼魚やウシガエルの幼生~幼体がとれて駆除をしましたが、その同じ場所で今回はドジョウやドンコなどの在来種がとれて、駆除の大切さを改めて実感しました。
新しく入会した小学3年生が、もう調査に参加して頑張っていました。ふつうのテナガエビの成体と神戸市絶滅危惧Bランクのヒラテテナガエビの成体をそれぞれ観察ケースに入れて、違いを見比べていました。調査ではヌマエビくらいの大きさの小さなヒラテテナガエビの幼体がたくさんいて、さらに増えていることがわかってうれしかったです。岐阜県の「いい川・いい川づくりワークショップin中部」に行って発表した時に拾ってきたトチの実のアクが抜けたのでトチもちを食べました。とてもおいしかったです。
報告担当:NR(中1)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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