活動レポート

活動レポート

山田町の棚田で稲刈りと稲架干し

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年10月16日

実施場所:

神戸市 山田町の棚田

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

神戸市で一番美しいと言われている山田町の棚田で、里地里山保全協議会の大嶋さんや保全協議会の方々と稲刈りと稲架干しをしました。6月に田植えをして、8月には畦道や土手の草刈りをして、今回は稲刈りと稲架干しです。今年は大嶋さんが新しい電気柵を取り付けてくれたので、昨年のようにイノシシに突破されて稲を倒されたり食べられたりしなくて、とてもきれいな稲の実りです。

参加者のようす

アクアリウムが田植えをした田んぼで稲刈りをしました。稲の根元から鎌で刈り取っていく作業は慣れてくると楽しくて、もっとしたくなりました。刈った稲は束にして根元の方をわらで結んで稲の束を作りました。そして竹で稲を干す稲架を作りました。最初の稲架作りは大嶋さんに教えていただいて、そのあとはぼくたち玉一アクアリウムでも作れるようになって、稲架に稲束を掛けて、足りなくなるとまた稲架を作って足していきました。稲架の竹がなくなると、すぐに保全協議会の方が竹林から竹を切ってきてくださいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくは稲束を稲架に掛けていくのが一番大変だったけど、棚田の作業は疲れるけど楽しいです。作業中や休憩時間には稲に作ったカヤネズミの巣を発見したり、見つけたヒバカリやカナヘビの幼体を手の上に乗せて遊んだり、田んぼではコオイムシやヒメガムシなどの水生昆虫の成虫やオオカマキリやヒメアカネの成虫も見つけました。朝10時頃に棚田に着いて稲刈りを始めてお昼を食べてまた再開して、明るいうちに全部できるつもりだったのに、みんなで頑張ってもなかなか稲束を結ぶ作業が終わらずに、日が少し暮れてきてやっと終わりました。これから山道をおりて、まだ時間があったらふもとの志染川で調査をします。

その他

報告担当:NR(中1)

「玉一アクアリウム」の皆さん、活動レポートをありがとう。
今回のレポートは「山田町の棚田で稲刈りと稲架干し」ですね。6月に田植えをして、その稲がみのったのですね。稲穂が育つあいだ、草刈りなど大変だったでしょう。でも、その努力が実を結びましたね。みなさんの記念写真もすばらしいです。楽しそうですね。
すばらしい棚田で稲を育てて、稲刈りをして、さらに稲架干しまで体験できたなんて、なかなかほかではできないことです。ほかの地域のお友だちもうらやましく思ったのではないでしょうか。くわしくレポートを書いてくれたので、自分が住む地域では経験できない棚田での体験談を読むことができたと思います。
害獣(がいじゅう)の被害(ひがい)もあるのですね。電気柵(でんきさく)まで作ってもらい、稲をしっかり守ったのですね。
稲刈りや稲架干しをやる間にも、カヤネズミの巣を発見したり、ヒバカリやカナヘビの幼体(ようたい)も発見できたのですね。
いろいろな農作業を経験してみて、農家の方々が稲を育てるお仕事はけっこう大変だなと気づいたことと思います。これからは今まで以上にお米やほかの食べものも
大切に味わってほしいと思います。今回収穫(しゅうかく)したお米を脱穀(だっこく)し、精米する作業、食べたときの感想などもぜひレポートしてほしいです。
次のレポートを待っていますよ^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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