玉一アクアリウム (兵庫県)
神戸市で一番美しいと言われている山田町の棚田で、里地里山保全協議会の大嶋さんや保全協議会の方々と稲刈りと稲架干しをしました。6月に田植えをして、8月には畦道や土手の草刈りをして、今回は稲刈りと稲架干しです。今年は大嶋さんが新しい電気柵を取り付けてくれたので、昨年のようにイノシシに突破されて稲を倒されたり食べられたりしなくて、とてもきれいな稲の実りです。
アクアリウムが田植えをした田んぼで稲刈りをしました。稲の根元から鎌で刈り取っていく作業は慣れてくると楽しくて、もっとしたくなりました。刈った稲は束にして根元の方をわらで結んで稲の束を作りました。そして竹で稲を干す稲架を作りました。最初の稲架作りは大嶋さんに教えていただいて、そのあとはぼくたち玉一アクアリウムでも作れるようになって、稲架に稲束を掛けて、足りなくなるとまた稲架を作って足していきました。稲架の竹がなくなると、すぐに保全協議会の方が竹林から竹を切ってきてくださいました。
ぼくは稲束を稲架に掛けていくのが一番大変だったけど、棚田の作業は疲れるけど楽しいです。作業中や休憩時間には稲に作ったカヤネズミの巣を発見したり、見つけたヒバカリやカナヘビの幼体を手の上に乗せて遊んだり、田んぼではコオイムシやヒメガムシなどの水生昆虫の成虫やオオカマキリやヒメアカネの成虫も見つけました。朝10時頃に棚田に着いて稲刈りを始めてお昼を食べてまた再開して、明るいうちに全部できるつもりだったのに、みんなで頑張ってもなかなか稲束を結ぶ作業が終わらずに、日が少し暮れてきてやっと終わりました。これから山道をおりて、まだ時間があったらふもとの志染川で調査をします。
報告担当:NR(中1)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)