活動レポート

活動レポート

3年生櫨谷川探検の下見としかけの設置と櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年10月05日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明日は3年生の櫨谷川探検なので、学校が終わってから3年生の先生たちと一緒に櫨谷川探検の下見をして、先生たちが学校に帰ったあと明日の櫨谷川探検のためにしかけのカゴを川底に2つ設置して、最後に櫨谷川調査をしました。中学校から下校中のNRさんも途中から参加してくれました。

参加者のようす

日がくれてきて調査の時間は少ししかなかったけど、約20分で、オイカワの幼魚12匹、カワヨシノボリの未成魚~成魚6匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約160匹、ギンヤンマの幼虫4匹、ヒメミズカマキリの成虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫2匹がとれ、全部リリースしました。ギンヤンマの大きな幼虫やヒメミズカマキリなどがいたので、明日の櫨谷川探検で3年生が色々な水生生物をとって観察できたらいいなと思います。

感想・気づいたこと・考えたこと

しかけのカゴのえさには、前に明石川下流の水路で駆除をしたブルーギルの幼魚の冷凍を使いました。次の日の櫨谷川探検でしかけを引き上げると大きなドンコの成魚が入っていて、3年生も先生たちもとても喜んでいたそうでよかったです。川探検では3年生が、オイカワの幼魚、カワヨシノボリの幼魚、ドンコの幼魚、ヌマエビの幼体~成体、ヒラテテナガエビの成体、アメリカザリガニの未成体~成体、ギンヤンマの幼虫、ハグロトンボの幼虫、ヒメミズカマキリの成虫、アメンボの成虫などをたくさんとって観察を楽しみ、アメリカザリガニは小田さんが持って帰り、他は3年生がリリースしたそうです。

その他

報告担当:KS(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
櫨谷川探検の準備おつかれさまでした。いつもそうですが、みなさんが楽しそうに活動しているようすがレポートから伝わってきて、それを見ているわたしもうれしくなります^^
探検の前日にカゴをしかけたおかげでりっぱなドンコがとれてよかったですね。写真からもその大きさと存在感(そんざいかん)が伝わってきました。
前日の下見はたった20分の調査だったのに、採集のじょうずなみなさんはやっぱりたくさんの生きものをとっていましたね。とくにギンヤンマやヒメミズカマキリなど、大きめの水生昆虫が入っているのがポイントでしょうか。つぎの日の探検でも3年生たちがしっかりこれらを見つけていて、うまくいってよかったと思います。
これからもレポートでたくさんの生きものを紹介してください。楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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