活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年09月25日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流で合流している支流の伊川から合流点をこえて明石川下流まで調査をしました。大雨の増水後は初めてです。2時間で、オイカワの幼魚約140匹、ミナミメダカの未成魚~成魚13匹、ブルーギルの幼魚4匹、モツゴの未成魚~成魚3匹、ニホンウナギの幼魚3匹、シマイサキの幼魚3匹、ドジョウの未成魚1匹、シマヒレヨシノボリの成魚1匹、ゴクラクハゼの未成魚1匹、ヒナハゼの成魚1匹、ウシガエルの幼生~幼体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約1900匹、テナガエビの幼体~成体4匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、スジエビの成体2匹、モクズガニの幼体~成体7匹、ギンヤンマの成虫1匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹、サホコカゲロウの幼虫12匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫4匹、コガタシマトビケラの幼虫7匹、イブシアシナガドロムシの成虫4匹がとれました。ブルーギルとウシガエルは駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。

参加者のようす

この前の増水で伊川に架かる橋脚の河原の土砂がえぐられて、そこに川の水が入ってきて流れのない場所になっていて、今年生まれた小さなブルーギルの幼魚もウシガエルの幼生や幼生から幼体になったばかりの幼体も、流れの苦手な外来種はほとんどここでとれました。河原の土手には、コセンダングサやアメリカセンダングサが大きく育っていたので、とれるものは根から抜いて少しでも数を減らしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日はメンバーのTAくんがお母さんと一緒に参加してくれました。TAくんは、まだ小学2年生なのにぼくたちと同じように次々と水生生物をとるので、すごいと思います。今日もみんなで頑張りました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告担当:NRさんへ
大雨によって地形(ちけい)が変わって水の流れのない場所ができ、そこに、そのような場所を好む生きものが住み・・・
みなさんのレポートから、「生きもの」と自然現象(しぜんげんしょう)の「雨」は、つながっているということが感じられます。外来種の調査や駆除(くじょ)活動をしているみなさんも、そのつながりの中のひとつですね。これからもたくさんのメンバーで活動をがんばってくださいね。応援してします!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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