活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年09月19日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流の久しぶりに来る場所で調査をしました。台風あとで、まだ少し増水していましたが1時間で、オイカワの幼魚53匹、ブルーギルの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約350匹、スジエビの成体6匹、テナガエビの幼体1匹、モクズガニの幼体~成体6匹、コシボソヤンマの幼虫1匹、ハグロトンボの成虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫10匹、エラブタマダラカゲロウの幼虫2匹、マエグロヒメフタオカゲロウの幼虫2匹、サホコカゲロウの幼虫9匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫4匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫4匹、オオヤマシマトビケラの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹、クシヒゲマルヒラタドロムシの幼虫3匹、イブシアシナガドロムシの成虫1匹がとれました。ブルーギルは駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。

参加者のようす

高校生サポーターのNAさんが今日も川底の石をていねいに調べて水生昆虫をとって同定をしてくれました。カゲロウだけでもたくさんの種類がいました。協力して頑張りました。そして、流れの早いところにある草のしげみに死にかけているマムシが流されてきて引っかかっていました。死んでいると思ったけど、さわるとかすかに筋肉が動いて、まだ生きているとわかりました。こんなに近くでマムシを見るのは初めてです。

感想・気づいたこと・考えたこと

このマムシは、もうすぐ死んでしまうので、皮の標本を作りたいと思ってナーセリーに持ち帰り、NAさんと一緒に皮をはぎました。剪定バサミで後頭部に切れ目を入れて皮をしっぽの方に向かって引くと、思っていたより簡単に皮と肉がはなれて皮だけをとることに成功しました。これから時間をかけて皮をなめして標本を作ります。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
マムシが見つかったのはびっくりしましたね!明石川では、これまでにもマムシが見つかっていたのでしょうか?そして、標本(ひょうほん)を作ろうと作業したようすに、手慣れていることがうかがえて、そちらもびっくりしました。過去(かこ)にも作ったことがあるのでしょうか?皮をなめして標本ができたら、またレポートで教えてくださいね^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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