活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年09月12日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚240匹、カマツカの幼魚2匹、ブルーギルの幼魚2匹、シマヒレヨシノボリの未成魚2匹、ミナミメダカの成魚1匹、ギギの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約450匹、スジエビの未成体~成体11匹、ヒラテテナガエビの成体5匹、テナガエビの幼体3匹、モクズガニの幼体~未成体6匹、シロタニガワカゲロウの幼虫10匹、(おそらく)ヒメトビイロカゲロウの幼虫2匹、コガタシマトビケラの幼虫1匹、イブシアシナガドロムシの成虫1匹、ハグロトンボの成虫1匹、ハリガネムシの成虫1匹がとれました。ブルーギルは駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、他はリリースしました。河川敷や土手の竹林で、ヒメウラナミジャノメやナミヒカゲの成虫などもつかまえて確認したあとリリースしました。

参加者のようす

今回の調査では雨の影響で普段よりも川が増水していてあまり深いところには近付けませんでしたが、途中に川の水位が下がった時があったので、その時に増水して深くて近づけなかったところの調査も一気に行いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

雨の影響で流されてきたと思われるヒメドロムシの仲間やカゲロウなどの水生昆虫を見ることができて良かったです。また、今回とれたヒラテテナガエビの成体は全てメスで、そのうちの半分くらいが抱卵個体だったので、これから卵を産んでもっと明石川で増えてほしいと思いました。

その他

報告担当:NA(高2サポーター)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
わずか3名でしかも一時間半でたくさんの調査(ちょうさ)ができてすばらしい!これまでのぼうだいな調査結果から、どのような傾向(けいこう)がみられるのかとても気になるところです。それ以上に調査を継続(けいぞく)していることが立派(りっぱ)です。小学生から高校生までの活動を通して環境保護(かんきょうほご)の精神(せいしん)がつながっているのでしょうね。それぞれ大人になっても自然を守り大切にする気持ちが続いていくことを願っています。次回の報告もお待ちしています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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